4D v15ツールバーフォームウィンドウ |
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4D v15
ツールバーフォームウィンドウ
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Open form window ( {aTable ;} formName {; type {; hPos {; vPos {; *}}}} ) -> 戻り値 |
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Open form window コマンドは、Toolbar タイプのフォームウィンドウを作成できるようになりました。
"Open Form Window" テーマに新しい定数が追加され、type 引数に対して使用できるようになりました:
定数 | 型 | 値 |
Toolbar form window | 倍長整数 | 35 |
Toolbar form window 定数が渡された場合、ウィンドウはツールバーの位置、サイズ、グラフィカルプロパティで作成されます。具体的には以下の様な特性を持ちます:
二つの異なるツールバーウィンドウを同時に作成することはできません。ツールバー型のウィンドウが既に存在している状態で、Open form window コマンドを type 引数にToolbar form window 定数を渡して呼び出した場合、エラー -10613 ("ツールバー型のフォームウィンドウを二つ作成することはできません")が生成されます。
OS Xのフルスクリーンモードとツールバーフォームウィンドウに関する注意: アプリケーションがツールバーウィンドウと、フルスクリーンモードをサポート(Has full screen mode Mac オプション)する標準のウィンドウの両方を表示しているとき、インターフェースのルールに基づき、標準のウィンドウがフルスクリーンモードになった際にはツールバーが非表示にならなければなりません。ウィンドウがフルスクリーンモードになったかどうかを調べるためには、縦幅(垂直方向のサイズ)がスクリーンの高さと完全に一致するかどうかをテストします(以下参照)。
テーマ: ウィンドウズ(このコマンドは"ユーザーインターフェース"から移動になりました)
Tool bar height -> 戻り値
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このコマンドは、Open form window コマンドに Toolbar form window 型の定数を使用して作成されたツールバーに対しても使用できるようになりました。
このコマンドはカレントの表示されているツールバーの高さを、ピクセル単位で返します。ツールバーは4D デザインモードツールバーでもOpen form window コマンドで作成されたツールバーでも、コンテキストに応じてどちらでも可能です(デザインモードのツールバーはOpen form window コマンドで作成されたカスタムのツールバーが表示された際には自動的に非表示になります)。
ツールバーが非表示の場合、コマンドは0を返します。
テーマ: ウィンドウ(このコマンドは"ユーザーインターフェース"から移動になりました)
SHOW TOOL BAR
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これらのコマンドは4Dでの廃止予定が取り消されます。これらのコマンドはカレントプロセスにおいて Open form window を使用して作成されたカスタムのツールバーフォームウィンドウを管理するために使用されます。
OS Xにおいて、カスタムのツールバーフォームウィンドウとHas full screen mode Mac オプションを持った標準のウィンドウを定義したとします。ツールバーウィンドウが表示されているときに標準のウィンドウがユーザーによって最大化された場合、最大化されたウィンドウにツールバーがかぶさるのは避けたいところです。
これを避けるために、標準ウィンドウの"On Resize"フォームイベントにおいてウィンドウがフルスクリーンモードに切り替わったことを検知し、HIDE TOOL BAR コマンドを呼び出す必要があります:
Case of
:(Form event=On Resize)
GET WINDOW RECT($left;$top;$right;$bottom)
If(Screen height=($bottom-$top))
HIDE TOOL BAR
Else
SHOW TOOL BAR
End if
End case
Mac OS ツールバーボタンのサポートに関連した以下の定数は、今後"_O_"の接頭辞がつけられます。これは、対応するオプションがOS X 10.6以降廃止予定となっているからです:
プロダクト: 4D
テーマ: ランゲージ
4D v15 - アップグレードリファレンス(標準版) ( 4D v15)