4D v15へようこそ。このマニュアルでは、この4Dの新しいメジャーリリースで追加された機能と実装を全て説明しています。
4D v15は、ハードウェア面においてもソフトウェア面においても4Dアプリケーションを新しいテクノロジーへと統合するプロセスの重要なステップを担っている一方、4Dデベロッパコミュニティにおいて期待されていたたくさんの機能が提供されています:
- 新しい"Object"型フィールド
- 複数のの最適(SQLエンジン経由の検索と並べ替えられた配列内の検索、新しいServerNet ネットワークレイヤー、強化されたネットワークセキュリティ、拡張されたUnicodeのサポート、etc.)
- 4Dコードをローカル設定に関係なく使用できるようになる新機能(メソッドにおけるUnicodeモードとインターナショナルモード)
- 新テクノロジーへの幕開け: Wakanda アプリケーションに接続するための4D Mobile、社内ディレクトリに接続するためのLDAP、XSLTテクノロジー(廃止予定)にとって代わる新しい4Dタグ
- フォームと、リストボックスなどのオブジェクトを管理するための新しいコマンドとファンクション(これらは、モダンなデザイン、ダイナミックなインターフェースの作成をアシストします)
- 統合された編集とワードプロセスを可能にする新しい4D Write Pro オブジェクト
- コードとクエリをモニター・監視するために追加された機能
- 新しいOS X用64-ビット版: 4D v15でOS X用64-ビット版に対応するのは4D Server (プレビュー) だけではなく、4D Internet Commands、4D Pack、4D For OCI、4D ODBC Pro そして 4D ODBC Driver です。これにより、Appleの最も強力なマシンを使用したフルな生産環境を配布することが[#/note]ビルドすることが可能になります。(OS X用64-ビット版 4D Server はプレビューリリースとして提供されるため、運用には推奨されないことに留意ください)
Note: 4Dの継続的なデリバリープログラム(R-リリース)のメンバーの方であれば、これらのアップデートを一足早くお使いの4Dアプリケーションに取り入れる機会がありました。また、このバージョンは新たなリリースの一つでもあります。例えば、もしv14 R5をお使いだった場合、このマニュアル内で"v14 Rx"というスタンプが付いた新機能については既にお持ちですし、それらは以前のR-バージョンのアップグレードマニュアルにも記載がありました。こういった方に関しては、4D v15 - アップグレードリファレンス(Rリリース版) の方のマニュアルをお読みいただく方が早いでしょう。