4D v14 R3から導入
Windowsにおける
MAXIMIZE WINDOW コマンドの挙動が一部変更になりました。サイズに制約のあるウィンドウ(例えばフォームウィンドウ)に適用された際には以下の様に挙動が変わります:
- サ イズ制約がターゲットサイズと競合しない場合、ウィンドウサイズはこれまでのリリース同様”最大化”の状態に設定されます(つまりウィンドウはマルチ・ドキュメント・インタフェース(MDI)の親 ウィンドウのサイズと一致するようにリサイズされ、タイトルバーと枠は非表示になり、タイトルバーのボタン(最小化、復元、閉じる)はアプリケーションメ ニューバーの右側に置かれます)。
- しかし、どれか一つでもサイズ制約に引っかかる(例えばMDIウィンドウ幅が100でフォームウィン ドウ幅の最大値が80であった)場合には、ウィンドウは"最大化"の状態には設定されず、その制約された範囲内での最大のサイズへとリサイズされます。こ のサイズはMDIサイズまたは制約サイズによって決定されます。
この新しい挙動によって、サイズ制約付きのウィンドウがリサイズされたときにもインターフェースは一様に保たれます。
以下のフォームはサイズ制約付きで定義されています(最大幅=400):

ボタンのコードには以下のように書かれています:
この状態において、ユーザーがボタンをクリックすると:

... ウィンドウは"最大化"はされず、高さだけが以下の様に引き伸ばされます:
