4D v15

OPEN URL (OPEN WEB URL の新しい名前)

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4D v15
OPEN URL (OPEN WEB URL の新しい名前)

OPEN URL (OPEN WEB URL の新しい名前)  


 

 

OPEN URL ( path {;appName} {; *} )

引数説明
path文字列->開きたいドキュメントへのパスまたは URL
appName文字列->使用するアプリケーション名
*演算子->指定時にはURLは翻訳されます。未指定の場合にはURLは翻訳されません。

説明  

4D v14 R3から導入

互換性に関する注意: OPEN URL は、OPEN WEB URL コマンドの新しい名前です("システム環境"テーマ)。このコマンドは、機能が拡張されました。

OPEN URL コマンドは、新しいappName 引数を受け取るようになりました。これによりドキュメントまたはURLを開く際に使用するアプリケーションを指定できるようになりました。

この引数が指定された場合、コマンドは指定された名前を持つアプリケーションを検索するようにシステムに要求します。そして見つかった場合には、そのアプリケーションを起動して、指定されたURLまたはドキュメントを開きます。

Windowsでは、アプリケーションを認識させるためのメカニズムは、Windowsの「スタート」メニュー内の「ファイル名を指定して実行」と同じです。例えば:

  • Internet Explorer を起動するには"iexplore" と入力します。
  • Chrome を起動するには"chrome" と入力します(インストール済みの場合)
  • MS Wordを起動するには"winword" と入力します(インストール済みの場合)

注: 認識されているアプリケーションの一覧は、次のキーのレジストリにあります: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\App Paths

OS Xでは、Finderデータベースのメカニズムを使用するので、全てのインストール済みのアプリケーションは自動的にインデックスされています。.appアプリケーションは全てそのバンドル名(.appの有無は問いません)で認識されます。例えば:

  • "safari"
  • "FireFox"
  • "TextEdit"

等です。

appName で指定したアプリケーションが見つからなかった場合でも、エラーは返されません。コマンドはその引数の指定がなかったものとして実行されます(その場合、システムがそのドキュメントタイプまたはURLに対して最適なアプリケーションを選択します)。

例題  

以下の様に、テキストファイルを異なるアプリケーションで開く事ができます:

 OPEN URL("C:\\temp\\cookies.txt") //ファイルをNotepadで開く
 OPEN URL("C:\\temp\\cookies.txt";"winword") //ファイルをMS Word で開く(インストールされていた場合)
 OPEN URL("C:\\temp\\cookies.txt";"excel") //ファイルをMS Excel で開く(インストールされていた場合)

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ランゲージ

 
履歴 

 
ARTICLE USAGE

4D v15 - アップグレードリファレンス(標準版) ( 4D v15)