4D v14 R2から導入
セキュリティ上の理由から、ファイルまたはURLをWebエリアにドロップすることによってエリアのコンテンツを変えることは、デフォルトでは不可となりました。ユーザー がファイルまたはURLをエリアにドロップしようとした場合には禁止アイコン
が表示されます。
以前のリリースでは、こういったアクションを禁止するためには特定のフィルターを、例えば WA SET URL FILTERSなどを使用してインストールする必要がありました。
4Dでこういったドロップを許可するためには、新しいWebエリア設定、wa enable url drop を設定する必要があります。
WA SET PREFERENCEコマンドの selector 引数において、WebエリアへのURLやファイルのドロップを許可するための新しい定数が追加されました:
定数 | 型 | 値 | 詳細 |
WA enable URL drop | 倍長整数 | 101 | WebエリアへのURLやファイルのドロップを有効化(デフォルト = False) |
WebエリアへのURLドロップを有効化したい場合、URLをロードする前(On load フォームイベント中等が良いでしょう)にこの設定がなされている必要があります。
'myarea' というWebエリア内でURLドロップを有効化したい場合: