| 4D v15Clickcount | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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    4D v15
 Clickcount 
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| Clickcount -> 戻り値 | ||||||||
| 引数 | 型 | 説明 | ||||||
| 戻り値 | 倍長整数 |   | 連続したクリックの回数 | |||||
4D v14 R5 から導入
テーマ: フォームイベント
新しいClickcount コマンドはマウスクリックイベントのコンテキストにおいて、ユーザーが同じマウスボタンを短時間に連続してクリックした回数を返します。通常、このコマンドはダブルクリックを表す2を返します。
このコマンドを使用することによって、リストボックスのヘッダー・フッターでのダブルクリックを検知したり、トリプルクリックなどのそれ以上の連続したクリックを扱えるようになります。
全てのマウスボタンのクリックは個別のクリックイベントを生成します。例えばユーザーがダブルクリックをした場合、最初のクリックに対しイベントが送信され、Clickcount は1を返します。二つ目のクリックに対してももう一つイベントが発生し、Clickcount は2を返します。
このコマンドはOn Clicked、On Header Click または On Footer Click フォームイベントのコンテキストにおいてのみ使用すべきものです。そのため、デザインモードを調べ、フォームプロパティや特定のオブジェクトのプロパティにおいて適切なイベントが正常に選択されているかどうかをチェックする必要があります。
On Clicked と On Double Clicked イベントが両方有効化されている場合、Clickcount コマンドは以下の組み合わせを返します:
以下のコードストラクチャーをリストボックスヘッダー内に配置すると、シングルクリックとダブルクリックを管理することが出来るようになります:
 Case of
    :(Form event=On Header Click)
       Case of
          :(Clickcount=1)
             ... //シングルクリックアクション
          :(Clickcount=2)
             ... //ダブルクリックアクション
       End case
 End caseラベルは入力可能ではないですが、トリプルクリックをすると入力可能になります。ユーザーにラベルの編集を許可したい場合、以下の様なコードをオブジェクトメソッドに記載します:
 If(Form event=On Clicked)
    Case of
       :(Clickcount=3)
          OBJECT SET ENTERABLE(*;"Label";True)
          EDIT ITEM(*;"Label")
    End case
 End if
	プロダクト: 4D
	テーマ: ランゲージ
	
        
        
	
	初出: 4D v14 R5
	4D v15 - アップグレードリファレンス(標準版) ( 4D v15)
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