4D v15

LISTBOX GET CELL COORDINATES

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LISTBOX GET CELL COORDINATES

LISTBOX GET CELL COORDINATES 


 

LISTBOX GET CELL COORDINATES ( {* ;} object ; column ; row ; left ; top ; right ; bottom ) 
引数   説明
演算子 in 指定時, Objectはオブジェクト名 (文字列) 省略時, Objectはフィールドまたは変数
object  フォームオブジェクト in オブジェクト名 (* 指定時), または フィールドまたは変数 (* 省略時)
column  倍長整数 in 列番号
row  倍長整数 in 行番号
left  倍長整数 in オブジェクトの左座標
top  倍長整数 in オブジェクトの上座標
right  倍長整数 in オブジェクトの右座標
bottom  倍長整数 in オブジェクトの下座標

説明   

4D v14 R5 から導入

LISTBOX GET CELL COORDINATES コマンドは引数 * およびobjectによって指定されたリストボックス内の、columnrow 引数で指定したセルのlefttopright および bottomにそれぞれ左端、上端、右端、下端の座標を(ポイント単位で)返します。

任意の * 引数を指定した場合、objectはオブジェクト名です(文字列)。任意の * 引数を省略すると、object はフィールドまたは変数です。この場合、文字列ではなくフィールドまたは変数参照(フィールドまたは変数のみ)を指定します。

[#title id="663    "/] コマンドとの統一性のため、原点はセルを含むフォームの左上端になります。また返される座標は理論値となります。この値は、クリッピングが起こるまではス クロールを考慮に入れます。結果として、そのセルは表示されていない(または一部しか表示されていない)こともあり、座標の位置はフォームの範囲を超えて いる(負の数値が返される)こともあります。セルが表示されているか(また、表示されているならどの部分が表示されているか)を調べるためには、返された 座標と、リストボックスの座標を比較する必要があります。その際、以下の点に注意する必要があります:

全てのセルは、親のリストボックスの座標(リストボックスに対してのOBJECT GET COORDINATES の値)に沿ってクリップされています。
  • ヘッダー・フッターのサブオブジェクトは、列のコンテンツの上に表示されています。セルの座標がヘッダーやフッターの線と交差する場合には、その部分のセルは表示されません。
  • ロックされた列の要素は、スクロール可能な列の要素の上に表示されます。スクロール可能な列の要素がロックされた列の要素と交差するとき、スクロール可能な列の要素は表示されません。

より詳細な情報に関しては、OBJECT GET COORDINATES コマンドの詳細を参照して下さい。

例題  

リストボックス内の選択されたセルの周りに赤い長方形を描画する場合を考えます:

 OBJECT SET VISIBLE(*;"rectangleInfo";False//赤い長方形を初期化
  //長方形はフォーム内のどこかに既に定義済み
 LISTBOX GET CELL POSITION(*;"LB1";$col;$raw)
 LISTBOX GET CELL COORDINATES(*;"LB1";$col;$raw;$x1;$y1;$x2;$y2)
 OBJECT SET VISIBLE(*;"RedRect";True)
 OBJECT SET COORDINATES(*;"RedRect";$x1;$y1;$x2;$y2)

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ランゲージ

 
履歴 

 
ARTICLE USAGE

4D v15 - アップグレードリファレンス(標準版) ( 4D v15)