OBJECT SET CORNER RADIUS コマンドは、object 引数で指定した角の丸い四角オブジェクトの角の半径を変更します。新しい半径はそのプロセスに対してのみ有効で、フォーム内には保存されません。
オプションの * 引数を渡すと、object 引数はオブジェクト名 (文字列) です。この引数を渡さない場合、object は変数であり、文字列ではなく変数参照を渡します。
注: 現在のバージョンの4Dでは、このコマンドはスタティックなオブジェクトである角の丸い四角にのみ適用されるため、結果としてオブジェクト名に基づいたシンタックス("*"引数を使用するシンタックス)をのみがサポートされます。
radius 引数には、オブジェクトの角の、新しい半径をピクセル単位で渡します。デフォルトでは、この値は5ピクセルとなっています。
注: この値はプロパティリストを使用することにってフォームレベルで設定することも可能です(角の半径(四角)を参照して下さい)。
フォーム内に、以下の様に"Rect1" と "Rect2" と名付けられた長方形が入っています:
以下のコードを実行することによってその角の半径を変えることができます:
OBJECT SET CORNER RADIUS(*;"Rect@";20)