OBJECT SET SCROLLBARコマンドは、引数object と * で指定したオブジェクトの水平/垂直スクロールバーの表示/非表示を設定します。
オプションの * 引数を指定した場合、objectはオブジェクト名です (文字列) 。オプションの * 引数を省略すると、objectは変数です。この場合、文字列ではなく変数参照を指定します。オブジェクト名に関する詳細は オブジェクトプロパティ を参照してください。
horizontal と vertical 引数には、対応するスクロールバーが表示されるべきかどうかを指定する値を渡します。渡せる値はブール値(True=表示、False=非表示)、または数値(0=非表示、1=表示、2=自動モード)です。数値を使用した場合には、スクロールバーが必要なときのみ表示される自動モードを選択することができます。
以下の表は、スクロールバーを受け付けるオブジェクトの horizontal と vertical 引数に対して渡すことのできる値の一覧です(自動モードは、一部のオブジェクトでは使用できないものもあります):
スクロールバーを持つオブジェクト | スクロールバー非表示 | スクロールバーを表示 | 自動モード |
テキストオブジェクトフィールドまたは変数 | False または 0 | True または 1 | 使用不可 |
ピクチャオブジェクトフィールドまたは変数 | False または 0 | True または 1 | 2 |
リストボックス | False または 0 | True または 1 | 2 |
階層リスト | False または 0 | True または 1 | 2 |
サブフォーム | False または 0 | True または 1 | 使用不可 |
デフォルトでは、スクロールバーは表示されています。
注: 自動モードについての詳細は、スクロールバー を参照して下さい。