4D v16.3

OBJECT GET EVENTS

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4D v16.3
OBJECT GET EVENTS

OBJECT GET EVENTS 


 

OBJECT GET EVENTS ( {* ;} object ; arrEvents ) 
引数   説明
演算子 in 指定時: object はオブジェクト名(文字列)、 省略時: object は変数またはフィールド
object  フォームオブジェクト in オブジェクト名( * 指定時)、または変数やフィールド( * 省略時)
arrEvents  倍長整数配列 in Array of enabled events

説明   

OBJECT GET EVENTSコマンドは、引数 object* で指定したオブジェクトの、フォームイベントのカレントの設定を取得します。

フォームイベントはプロパティリストを通して有効化/無効化することができます。また、同一のプロセスにおいてなら OBJECT SET EVENTS コマンドを使用して設定することも可能です。

任意の * 演算子を渡した場合、 object 引数でオブジェクト名を文字列で指定します。省略時には object 引数でフィールドまたは変数を指定します。
フォーム自体のイベントの設定を取得したい場合は、任意の * 演算子を渡したうえで、 object 引数に空の文字列 "" を渡します。こうすることでカレントフォームをこれで指定します。

注: テーブルに関連付けられたサブフォームのイベントを取得したい場合、オブジェクト名を使用する記法しか使用できません。

arrEvents 引数には、倍長整数配列を渡します。この配列はコマンドが実行されたときに自動的にリサイズされ、オブジェクトまたはフォームの中で有効化されている、定義済みのイベントかカスタムイベントのコードを全て受け取ります。この値と対応する定数は "Form Events" テーマ内にあります。

オブジェクトまたはフォームに対してメソッドが何も関連付けられていない場合は、 arrEvents は空で返される点に注意して下さい。

例題  

イベントを2つ有効化して、オブジェクトのイベントのリストを取得したい場合:

 ARRAY LONGINT($ArrCurrentEvents;0)
 ARRAY LONGINT($ArrEnabled;2)
 $ArrEnabled{1}:=On Header Click
 $ArrEnabled{2}:=On Footer Click
 OBJECT SET EVENTS(*;"Col1";$ArrEnabled;Enable events others unchanged)
 OBJECT GET EVENTS(*;"Col1";$ArrCurrentEvents)



参照 

OBJECT SET EVENTS

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: オブジェクト(フォーム)
番号: 1238

 
履歴 

初出: 4D v14

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)