4D v16.3

OBJECT SET COLOR

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4D v16.3
OBJECT SET COLOR

OBJECT SET COLOR 


 

OBJECT SET COLOR ( {* ;} object ; color {; altColor} )  
引数   説明
演算子 in 指定時, Objectはオブジェクト名 (文字列) 省略時, Objectはフィールドまたは変数
object  フィールド, 変数 in オブジェクト名 (* 指定時), または フィールドまたは変数 (* 省略時)
color  倍長整数 in オブジェクトの新しいカラー
altColor  倍長整数 in リストボックスの奇数行カラー

説明   

OBJECT SET COLOR コマンドは、objectで指定されたフォームオブジェクトの描画色と背景色を設定します。objectがリストボックスである場合は、追加の引数を使用して奇数行の描画色と背景色を設定します。

オプションの * 引数を指定した場合、objectはオブジェクト名です (文字列) 。オプションの * 引数を省略すると、objectはフィールドまたは変数です。この場合、文字列ではなくフィールドまたは変数参照 (フィールドまたは変数のみ) を指定します。オブジェクト名に関する詳細はオブジェクトプロパティの節を参照してください。

color (およびaltColor) は、文字色と背景色を設定します。カラーは以下の計算式で求められます:

カラー:=-(文字色+(256 * 背景色))

文字色背景色はカラーパレット内のカラー番号 (0から255まで) です。

カラーは常に負の数値です。例えば文字色が20で、背景色が10の場合、カラーは - (20 + (256 * 10)) つまり-2580となります。

altColorを使用するとリストボックスやリストボックスの列の偶数行に色を指定することができます。altColor 引数には、カラー式の"背景色"に当たる部分のみを渡します。つまり、AltColor:=-(256 * 背景色) となります。
この引数を渡すと、color引数は奇数行にのみ適用されます。交互背景色を使用すると、リストが読みやすくなります。objectがリストボックスオブジェクトを指す場合、奇数行背景色はリストボックス全体に適用されます。objectが列を指す場合、その列のみがカラー設定を使用します。

注: フォームエディタのプロパティリストウィンドウでカラーパレットを見ることができます。

一般的に使用されるカラーの番号はテーマにある次の定義済み定数により提供されています:

定数
Black 倍長整数 15
Blue 倍長整数 6
Brown 倍長整数 13
Dark blue 倍長整数 5
Dark brown 倍長整数 10
Dark green 倍長整数 9
Dark grey 倍長整数 11
Green 倍長整数 8
Grey 倍長整数 14
Light blue 倍長整数 7
Light grey 倍長整数 12
Orange 倍長整数 2
Purple 倍長整数 4
Red 倍長整数 3
White 倍長整数 0
Yellow 倍長整数 1

Note: OBJECT SET COLOR はデフォルト4Dカラーパレットのインデックス化されたカラーを使用し、コマンドOBJECT SET RGB COLORS はRGBカラーを使用します。オブジェクトの自動カラーを再設定するにはOBJECT SET RGB COLORS コマンドでDefault foreground colorDefault background color 定数を使用します。

以下の例題ではフォームエディタで以下のように表示されるテキストエリアのカラーを設定します:

以下のコードを実行後は:

 OBJECT SET COLOR(*;"Mytext";-(Yellow+(256*Red)))

エリアは以下のように表示されます:

リストボックス内のカラムに対して交互背景色を設定したい場合を考えます。以下のようにコードを書きます:

 OBJECT SET COLOR(*;"countryCol";-(Dark blue+(256*Red));-(256*Orange))



参照 

OBJECT SET RGB COLORS
汎用コマンドとマルチスタイルエリアの関係性

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: オブジェクト(フォーム)
番号: 271

 
履歴 

変更: 4D 2004
名称変更: 4D v12

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)