OBJECT GET SHORTCUTコマンドはobjectと*引数で指定されたオブジェクトに割り当てられたカレントプロセスのキーボードショートカットを返します。
オプションの * 引数を渡すと、object 引数はオブジェクト名 (文字列) です。この引数を渡さない場合、object は変数であり、文字列ではなく変数参照を渡します。
key 引数にはそのオブジェクトに割り当てられたキー (標準キーの場合)、またはキーの値を示すブラケットで囲まれた文字列 (ファンクションキーの場合) が返されます。この値をShortcut and Associated Keysテーマの定数と比較できます (OBJECT SET SHORTCUTコマンド参照)。
modifiers 引数にはそのショートカットに関連付けられたモディファイアーキーを表す値が返されます。複数のモディファイアーキーが組み合わせて指定されている場合、コマンドはその合計値を返します。この値をEvents (Modifiers)テーマの以下の定数と比較できます:
定数 |
型 |
値 |
コメント |
Command key mask |
倍長整数 |
256 |
WindowsでのCtrlキー、OS XでのCommandキー |
Control key mask |
倍長整数 |
4096 |
OS XでのCtrlキー、あるいはWindowsおよびOS Xでの右クリック |
Option key mask |
倍長整数 |
2048 |
Alt キー(OS XではOptionキーとも呼ばれます) |
Shift key mask |
倍長整数 |
512 |
WindowsおよびOS X |
ショートカットにモディファイアーキーが関連付けられていない場合、modifiers には0が返されます。
注: object 引数がフォーム中の複数のオブジェクトに該当し、それらに異なる値が設定されている場合、key には空の文字列 ("") が、そして modifiers には0が返されます。