4D v14.3Get 4D folder |
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4D v14.3
Get 4D folder
Get 4D folder
Get 4D folderコマンドは、カレントアプリケーションのアクティブな4Dフォルダー、またはfolder引数で指定された4D環境フォルダーへのパス名を返します。このコマンドを使用して、4Dアプリケーションで使用されるフォルダーの実際のパス名を取得できます。このコマンドを使用すれば、記述したコードがローカライズされたどのシステムのプラットフォームでも動作することが保障されます。 folderには4D Environmentテーマの次のいずれかの定数を渡します:
各フォルダーについて以下で説明します: フォルダー名に関する予備的な説明:
4D環境は以下の情報を保存するために4Dフォルダーを使用します:
デフォルトで4Dフォルダーは以下の場所に作成されます:
マシンのライセンスファイルを含むフォルダーです。 Licensesフォルダーは以下の場所に作成されます:
注:
クライアントマシン毎にダウンロードされる、カスタマイズされたコンテンツを格納するフォルダー。 互換性に関する注意: 4D v11 SQLのバージョン11.2より、サーバとリモートマシン間でカスタマイズされたファイルの交換を行うためのExtrasフォルダーの利用は推奨されなくなりました。この目的ではResourcesフォルダーの利用を推奨します (以下の Current Resources Folderの説明参照)。Extras フォルダーは既存のアプリケーションの互換性を保つために、4D Serverによりサポートされます。 注: データベースにExtrasフォルダーが存在しない場合、Get 4D folderコマンドにExtras Folder定数を渡して実行すると、フォルダーが作成されます。 各4Dクライアントマシンに作成された4Dデータベースフォルダ。リーソス、プラグイン、Resourcesフォルダー等データベースに関連したファイルやフォルダーを格納するためのフォルダです。 4D Client Database Folderはそれぞれのクライアントマシン上の以下の場所に置かれます:
データベースストラクチャファイルを含むフォルダーです。 パス名は、現在のプラットホームの標準のシンタックスを使用して表現されます。 データベースストラクチャファイルを含むフォルダーです。 この定数は前述のフォルダーと同じものですが、パス名は/Users/...のようなUNIXシンタックス (POSIX) で表現されます。このシンタックスは主に、Mac OSで LAUNCH EXTERNAL PROCESS コマンドを使用する場合に使用されます。 データベースのリソースフォルダー。このフォルダーにはデータベースのインタフェースで使用される、ピクチャーやテキストなどの追加の項目が置かれます。コンポーネントはそれぞれ独自のResourcesフォルダーを持ちます。Resourcesフォルダーはデータベースストラクチャーと同階層に置かれます。 注: データベースにResourcesフォルダーが存在しない場合、Get 4D folderコマンドにCurrent Resources folder定数を渡して実行すると、フォルダーが作成されます。 データベースのLogsフォルダー。このフォルダーにはカレントデータベースのログが格納されます。フォルダーはストラクチャファイルと同階層に作成され、以下のログが格納されます:
注: データベースにLogsフォルダーが存在しない場合、Get 4D folderコマンドにLogs Folder定数を渡して実行すると、フォルダーが作成されます。 データベースのカレントHTMLルートフォルダー。返されるパス名は、プラットフォームの標準シンタックスで表現されます。HTMLルートフォルダーは、リクエストされたページやファイルを4D Webサーバが探すフォルダーです。デフォルトで、このフォルダーの名前はWebFolderで、ストラクチャーファイルと同階層 (またはリモートモードの4Dの場合、そのローカルコピー) に置かれます。この場所はデータベース設定のWeb/設定ページ、またはWEB SET ROOT FOLDERコマンドで動的に変更できます。 オプションの * 引数は、コンポーネントを使用するアーキテクチャにおいて有用です。ホストデータベースとコンポーネント、どちらのフォルダーのパス名を取得するか指定するために使用します。この引数はDatabase Folder、Database Folder、Unix Syntax、Current Resources folderのみで使用できます。他の場合、この引数は無視されます。 返されるデータベースフォルダー (Database FolderとDatabase Folder Unix Syntax) はコンポーネントのアーキテクチャにより異なります: シングルユーザの4Dで、起動時に、4Dフォルダにある設定ファイルを読み込み (または作成) したいとします。これを行うために、に以下のように記述できます: MAP FILE TYPES("PREF";"PRF";"Preferences file") 以下の例は、Mac OS上でDatabase Folder Unix Syntax定数を使用し、データベースフォルダの内容を取り出します: $posixpath:="\""+Get 4D folder(Database folder Unix syntax)+"\"" Note: Mac OSでは、スペースがファイルやフォルダ名に含まれる場合、パス名をクォートで括らなければなりません。文字列にクォートを挿入するために、エスケープ文字"\"を使用できます。あるいはChar(Double quote)を使用することもできます。 folder 引数が無効または返されたパス名が空の場合、OKシステム変数は0に設定されます。 |
プロパティ
プロダクト: 4D
履歴
変更: 4D v11 SQL Release 2 参照
COMPONENT LIST タグ Folder ARTICLE USAGE
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2) Inherited from :
Get 4D folder ( 4D v11 SQL Release 6) |
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