4D v14.3TEXT TO ARRAY |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
4D v14.3
TEXT TO ARRAY
TEXT TO ARRAY
TEXT TO ARRAYコマンドはテキスト変数をテキスト配列変換します。元のvarTextテキストは (スタイル付きであってもなくても) 分割され、arrText配列の要素となり、コマンドから返されます。このコマンドを使用して例えば適切な位置でテキストが分割されたメール本文を作成することができます。 テキストの分割はコマンドに渡される行幅やテキスト属性に基づいて計算されます。 varText 引数には配列要素に分解する元のテキストを渡します。このテキストはマルチスタイルであってもなくてもかまいません。マルチスタイルの場合、いくつかの引数は無視されます。 arrText 引数にはテキスト配列を渡します。この配列には分割されたテキストを要素とするテキスト配列が返されます。 width 引数にはテキストを分割する際のサイズ計算に用いる行の幅をピクセル単位で返します。テキスト全体に対しテキストの描画属性 (フォント名やサイズ、スタイル) を考慮に入れたうえで、コマンドはこのサイズに収まる単語の切れ目を計算します。
各配列要素には最低一つの単語が含まれます。width に渡された値が分割ルールに対し小さすぎる場合、配列は渡された引数に基づいて可能な限り計算されて作成され、OK変数に0が返されます。例えば3 ピクセル幅を渡した場合、ほとんどの単語はこの長さより大きくなるでしょう。このようなケースではOK変数が0となります。 fontName と fontSize 引数にはそれぞれ、varText の分割計算の際に使用するフォント名とサイズを渡します。これらの引数はスタイルなしテキストの場合に必須です。 fontStyle 引数にはFont Stylesテーマの以下の定数を1つ以上渡せます:
この引数は省略可能です。省略した場合Normalスタイルが使用されます。 オプションの * 引数を指定すると、マルチスタイルテキストの場合で、元のテキストにテキスト属性が指定されていない場合、fontName, fontSize そして fontStyle 引数に渡した値を使用するよう指示することができます。しかしこれらの属性が元のテキスト内で定義されていた場合は無視されます。 スタイル付きテキストを200ピクセル幅で分割します: TEXT TO ARRAY(theText;TextArray;200;"Arial";20;Normal;*) スタイルなしテキストを350ピクセル幅、Bodoni Boldフォント、サイズ14で分割します。フォントが利用できない場合コマンドは正しく動作しないので、フォントの存在をチェックしなければなりません: ARRAY TEXT($FontList;0) スタイル付きテキストをスタイルなしのArial Normalフォント、サイズ12、最大幅600ピクセルで印刷したいとします: // マルチスタイルテキストをスタイルなしテキストに変換します: 400ピクセル幅のエリアを印刷します。テキストは最大80行で可能な限り大きなフォント (最大24ポイント) を使用します: ARRAY TEXT(TextArray;0) |
プロパティ
プロダクト: 4D
履歴
初出: 4D v13 参照 ARTICLE USAGE
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||