4D v14.3

ARRAY STRING

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4D v14.3
ARRAY STRING

ARRAY STRING 


 

ARRAY STRING ( strLen ; arrayName ; size {; size2} )  
引数   説明
strLen  倍長整数 in 文字長 (1... 255)
arrayName  配列 in 配列名
size  倍長整数 in 配列の要素数、またはsize2を指定した場合は配列の行数
size2  倍長整数 in 2次元配列の列数

説明   

ARRAY STRINGコマンドは、メモリ上に文字列要素の配列を作成またはリサイズします。

互換性に関する注意: 4Dバージョン11以降で作成されたデータベースはデフォルトでUnicodeモードです (ASCIIコード参照)。このモードではARRAY STRINGコマンドの動作は完全にARRAY TEXTコマンドと同じです (strLen引数は無視される)。新規開発ではARRAY TEXTの使用を推奨します。ARRAY STRINGコマンドは互換性のためにのみ保持されています。

  • strLen引数は、文字列配列のそれぞれの要素に格納できる最大文字長です。長さは1から255バイトを指定できます。
    : この引数はデータベースが非Unicodeモードで動作している場合にのみ考慮されます。Unicodeモードでは無視されます (互換性に関する注意参照)。
  • arrayName引数は作成する配列の名前です。
  • size引数は配列の要素数です。
  • size2引数はオプションです。size2が渡されている場合、コマンドは2次元配列を作成します。この場合、sizeに配列の行数を、size2にはそれぞれの配列の列数を指定します。2次元配列の各行は要素および配列として扱えます。これは配列の一番目の次元を扱う時、2次元配列中の配列全体を挿入あるいは削除するために、他の配列コマンドを使用できることを意味します。

ARRAY STRINGを既存の配列に適用する場合、
  • 配列サイズを増やす場合、既存の値は保持され、新しい要素は空の文字列 "" で初期化されます。
  • 配列サイズを減らす場合、後ろの要素は配列から削除され、失われます。

この例は、31文字100要素の文字列プロセス配列を作成します:

 ARRAY STRING(31;aSValues;100)

この例は、63文字100行50列要素の文字列ローカル配列を作成します:

 ARRAY STRING(63;$aSValues;100;50)

この例は、255文字50要素の文字列インタープロセス配列を作成し、それぞれの要素に"Element #"および要素番号文字列を格納します:

 ARRAY STRING(255;<>asValues;50)
 For($vlElem;1;50)
    <>asValues{$vlElem}:="Element #"+String($vlElem)
 End for

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 配列
番号: 218

このコマンドは廃止される予定であり、使用しないことが推奨されます。

 
履歴 

変更: 4D v11 SQL

 
参照 

ARRAY TEXT

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)