4D v14.3

ARRAY TO LIST

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4D v14.3
ARRAY TO LIST

ARRAY TO LIST 


 

ARRAY TO LIST ( array ; list {; itemRefs} ) 
引数   説明
array  配列 in 配列要素のコピー元配列
list  文字, ListRef in 配列要素のコピー先リスト
itemRefs  配列 in 項目参照番号の数値配列

説明   

ARRAY TO LIST コマンドは、配列arrayの要素を使用して、(デザインモードのリストエディタで作成される)階層リストまたは選択リストlistリストを作成または置き換えます。

list 引数には、選択リスト(文字列)または階層リスト参照(ListRef) を渡すことが出来ます。後者の場合、このコマンドが動くためには、渡すリストは (例えば New list コマンドを使用するなどして) 事前に作成されている必要があります。

任意の引数itemRefsが渡される場合、この配列は数値配列で、array配列と同期していなければなりません。各要素は、arrayの対応する要素のリスト項目参照番号を表わします。この引数を省略した場合、4Dにより自動的に1、2...Nという項目参照番号が設定されます。

互換性に関する注意: ARRAY TO LIST コマンドは、以下の様な制限があることに注意しなければなりません。

  • このコマンドはリストの第1レベルの項目のみ設定することが出来ます。
  • このコマンドを選択リストに使用すると、アプリケーションのストラクチャを変更する(リストはストラクチャファイルに保存されています)ので、製品のストラクチャファイルがアップデートされた際にローカルな変更は全て失われてしまいます。
  • このコマンドはコンポーネント内で使用することはできません。なぜならコンポーネントの選択リストはストラクチャとともに読み出し専用としてロードされるからです。

ARRAY TO LIST コマンドを使い、配列の要素に基づくリストを作成することはできます。しかしながら、これらの制約に縛られずにリストの値を自由に使用するためには、階層リスト テーマ内にあるコマンドの使用が推奨されます。

例題  

以下の例は、配列atRegionsの要素から構成される“Regions”リストを作成します:
 

 ARRAY TO LIST(atRegions;"Regions")

例題  

フィールドの異なる値をリストに入れて、例えば階層ポップアップメニューを作成したい場合:

 ALL RECORDS([Company])
 DISTINCT VALUES([Company]country;$arrCountries)
 CountryList:=New list
 ARRAY TO LIST($arrCountries;CountryList)

デザインモードのリストエディタで現在編集中のリストにARRAY TO LISTを適用すると、エラー -9957 が生成されます。このエラーはON ERR CALLでインストールされたエラー処理メソッドで管理できます。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 配列
番号: 287

Errorシステム変数が更新されることがあります。

 
履歴 

New
初出: < 4D v6
変更: 4D v14

 
参照 

LIST TO ARRAY
Load list
ON ERR CALL
SAVE LIST

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)

Inherited from : ARRAY TO LIST ( 4D v11 SQL Release 6)