4D v14.3

SAVE RECORD

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4D v14.3
SAVE RECORD

SAVE RECORD 


 

SAVE RECORD {( aTable )} 
引数   説明
aTable  テーブル in カレントレコードを保存するテーブル, または 省略時、デフォルトテーブル

説明   

SAVE RECORDは、カレントプロセスのaTableのカレントレコードを保存します。カレントレコードが存在しない場合、SAVE RECORDは何も行いません。

SAVE RECORDは、プログラムコードを使って新しく作成または修正したレコードを保存するために使用します。フォームでユーザが修正し確定したレコードは、SAVE RECORDで保存する必要はありません。ユーザによってフォーム中で修正されたレコードがキャンセルされた場合でも、SAVE RECORDで保存することができます。

レコード中のフィールドデータが変更されていない状態で SAVE RECORD コマンドを呼び出しても、コマンドはなにも行いません (トリガは呼び出されません)。

SAVE RECORDが必要とされる場合を次に示します:

  • CREATE RECORDDUPLICATE RECORDで作成した新しいレコードを保存する場合
  • RECEIVE RECORDで取得したレコードを保存する場合
  • メソッドによって修正したレコードを保存する場合
  • ADD SUBRECORDCREATE SUBRECORDMODIFY SUBRECORDによって作成または修正したサブレコードを含むレコード保存する場合
  • カレントレコードを変更するようなコマンドを実行する前に、データ入力途中で表示されているレコードを保存する場合
  • データ入力途中でカレントレコードを保存する場合

受け入れられたフォームのOn ValidateイベントでSAVE RECORDを実行してはいけません。もし、これを実行すると、レコードが2回保存されてしまいます。

例題  

以下の例はドキュメントからレコードを読み込むメソッドの一部です。このコードはレコードを受信し、この後受信が正常に行われると、レコードを保存します:

 RECEIVE RECORD([Customers]` ディスクからレコードを受信
 If(OK=1) ` レコードを正しく受信したら…
    SAVE RECORD([Customers]` 保存する
 End if

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: レコード
番号: 53

 
履歴 

初出: < 4D v6

 
参照 

CREATE RECORD
Locked
トリガ

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)