4D v14.3

Locked

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4D v14.3
Locked

Locked 


 

Locked {( aTable )} -> 戻り値 
引数   説明
aTable  テーブル in ロックを検証するレコードが属するテーブル, または 省略時、デフォルトテーブル
戻り値  ブール in TRUE: レコードはロックされている FALSE: レコードはロックされていない

説明   

Lockedは、aTableのカレントレコードがロックされているかを調べます。このコマンドを使用してレコードがロックされているかどうかを調べた後、レコードが開放されるまで待機するか、処理をスキップするかの選択をユーザに与える等の適切な処理を行ってください。

LockedTrueを返す場合、レコードは他のユーザまたはプロセスによりロックされているか、カレントプロセスでスタックされており、レコードを保存することはできません。この場合には、LOAD RECORDコマンドを使用して、LockedFalseを返すまでレコードのロードを繰り返します。

LockedFalseを返す場合、レコードはアンロックされています。これはレコードが他のすべてのユーザに対してロックされることを意味します。ローカルユーザまたはカレントプロセスだけがレコードを修正、保存できます。レコードを修正するには、テーブルが読み書き状態でなければなりません。

削除されたレコードをロードしようとすると、LockedTrueを返し続けます。存在しないレコードをこれ以上待機しないために、LOCKED ATTRIBUTESコマンドを使用します。レコードが削除されている場合、LOCKED ATTRIBUTESコマンドはプロセス引数に-1を返します。

Note: aTableにカレントレコードが存在しない場合、言い換えればRecord numberが-1を返す時、LockedFalseを返します。

トランザクション処理の実行中、レコードがロックされているかどうかを調べるためにLOAD RECORDLockedがしばしば使用しされます。レコードがロックされている場合、トランザクション処理をキャンセルするのが一般的です。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: レコードロック
番号: 147

 
履歴 

初出: < 4D v6

 
参照 

LOAD RECORD
LOCKED ATTRIBUTES
レコードのロック

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)