4D v14.3

Sequence number

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4D v14.3
Sequence number

Sequence number 


 

Sequence number {( aTable )} -> 戻り値 
引数   説明
aTable  テーブル in シーケンス番号を求めるテーブル, または 省略時、デフォルトテーブル
戻り値  倍長整数 in シーケンス番号

説明   

Sequence numberは、aTableの次のシーケンス番号を返します。シーケンス番号は、各テーブルにおいて固有のものです。この番号は、aTableに対して新しいレコードが追加されるたびに加算される、決して重複することのない番号です。番号は1から始まります。SET DATABASE PARAMETERコマンドを使用して、番号を変更することができます。

Sequence numberが有効なケース:

  • 番号の増分値に1以上の数を使用する必要がある場合
  • シーケンス番号を他のコードの一部に使用する場合(部品コードの一部に使用する場合等)

メソッドを使用してシーケンス番号を各レコードに格納するには、テーブル上に倍長整数型のフィールドを作成し、そのフィールドにシーケンス番号を代入します。

このコマンドから返されるtableのシーケンス番号は、ストラクチャインスペクタを使用してテーブルフィールドの自動インクリメントをチェックしたとき、あるいはフォームのフィールドにデフォルト値として#N記号を設定した場合に得られる番号と同じです。詳細は4D Design Referenceマニュアルを参照してください。

Note: 自動インクリメントはSQLのAUTO_INCREMENT属性で設定することもできます。

シーケンス番号が1以外の数値から始まる必要がある場合には、Sequence numberに対してその差を加算するだけで構いません。例えば、番号が1000から始まる必要がある場合には、以下のようなステートメントを使用します:

 [Table1]SeqField :=Sequence number([Table1])+999

例題  

以下の例は、フォームメソッドの一部です。このステートメントは、まずレコードが新しいものかどうか検査(請求書番号が空の文字列であるかどうかで判断)します。新しいレコードであれば、請求書番号を設定します。この請求書番号は、2つの情報から成り立っています。それは、シーケンス番号号とデータベースを開くときに入力された操作番号です。シーケンス番号を、5桁の文字列として扱います:

  ` 請求番号が空なら新たに作成する
 If([Invoices]Invoice No="")
  ` 請求番号は5桁のシーケンス番号とオペレータIDからなる
    [Invoices]Invoice No:=String(Sequence number;"00000")+[Invoices]OpID
 End if

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: レコード
番号: 244

 
履歴 

変更: 4D 2004.1

 
参照 

Record number
Selected record number
レコード番号について

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)