4D v14.3レコード番号について |
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4D v14.3
レコード番号について
レコード番号について
レコードに関連した番号には次の3つがあります:
レコード番号は、レコードに対する絶対/物理的な番号です。この番号はレコードが作成されるごとに自動的に付けられ、レコードが削除されるまで変わることはありません。レコ-ド番号はゼロから始まります。レコード番号は、削除されたレコード番号が新しいレコードに再利用されるため、ユニークではありません。また、レコード番号はデータベースを圧縮、修復すると変更されてしまいます。 レコード位置番号は、カレントセレクション中のレコードの位置を示す番号です。したがって、この番号はカレントセレクションに依存します。セレクションを変更またはソートすると、レコード位置番号は変更されます。レコード位置番号は1から始まります。 シーケンス番号は、(自動インクリメントプロパティ、SQLのAUTO_INCREMENET属性、またはSequence numberコマンドを使用して) レコードのフィールドに割り当てることができる、重複しない番号です。この番号は各レコードに自動で格納されるものではありません。シーケンス番号はデフォルトで1から始まり、新しいレコードを作成するごとに加算されていきます。レコード番号と違って、シーケンス番号はレコードが削除されたり、データベースが圧縮や修復されても再利用されません。シーケンス番号を使用して、レコードに重複しないID番号を持たせることができます。トランザクション中に加算されたシーケンス番号は、トランザクション処理が取り消されても、減少することはありません。 Note: SET DATABASE PARAMETERコマンドを使用してテーブルの内部的なカウンタを変更しても、4Dは全くチェックを行いません。このカウンタを減少させた場合、新しいレコードは既に割り当てられた番号を使用して作成されます。 次ページの表は、レコードに付けられた番号について説明しています。表の各行は、レコ-ドについての情報を示しています。行の順序は、レコードが出力フォームに表示される順序です。
最初の表は、入力された後のレコードを示しています。
Note: カレントセレクションを変更するコマンドを実行しても、レコードのデフォルト順序は変わりません。例えばデザインモードですべてを表示メニューを選択したり、ALL RECORDSコマンドを実行してもデフォルト順序は変わりません。 以下の表は、上の表と同じセレクションを名前でソートした後の状態を示しています。
以下の表はSamのレコードが削除されたセレクションの状態を示しています。
以下の表はLizという新しいレコードが追加されたセレクションの状態を示しています。
以下の表は、3つのレコードが選択され、さらにソートされたセレクションの状態を示しています。
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プロパティ
プロダクト: 4D 参照
Record number ARTICLE USAGE
ランゲージリファレンス ( 4D v12.4) |
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