4D v14.3

CREATE RECORD

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4D v14.3
CREATE RECORD

CREATE RECORD 


 

CREATE RECORD {( aTable )} 
引数   説明
aTable  テーブル in 新規レコードを作成するテーブル, または 省略時、デフォルトテーブル

説明   

CREATE RECORDは、aTableに対して新しい空のレコードを作成しますが、このレコードは表示されません。データ入力のために新しいレコードを作成して表示するにはADD RECORDを使用します。

CREATE RECORDは、レコードデータの割り当てをプログラミング言語で実行する場合に、ADD RECORDの代わりに使用します。新しく作成されたレコードはカレントレコードとなりますが、カレントセレクションは変わりません。

新しいレコードは、テーブルに対するSAVE RECORDコマンドを実行するまではメモリ上にのみ存在します。新しいカレントレコードが保存される前に (検索等によって) 変更されると、そのレコードは失われます。

例題  

以下の例は、30日以上経過したデータをアーカイブします。これはアーカイブ用のテーブルに新しいレコードを作成することで行っています。アーカイブが終了すると、対象のレコードを[Accounts]テーブルから削除します:

  ` 30日経過したレコードを検索
 QUERY([Accounts];[Accounts]Entered<(Current date-30))
 For($vlRecord;1;Records in selection([Accounts])) ` レコードごとにループ
    CREATE RECORD([Archive]` 新しいアーカイブレコードを作成
    [Archive]Number:=[Account]Number ` アーカイブレコードにフィールドをコピー
    [Archive]Entered:=[Account]Entered
    [Archive]Amount:=[Account]Amount
    SAVE RECORD([Archive]` アーカイブレコードを保存
    NEXT RECORD([Accounts]) ` 次のaccountレコードをカレントレコードにする
 End for
 DELETE SELECTION([Accounts]) ` accountレコードを削除

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: レコード
番号: 68

このコマンドはカレントレコードを変更します

 
履歴 

初出: < 4D v6

 
参照 

ADD RECORD
MODIFY RECORD
SAVE RECORD

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)