4D v16.3フォームエディター |
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4D v16.3
フォームエディター
フォームエディター
フォームウィザードでフォームを作成さいには多くのカスタマイズオプションがあります。テンプレートを使用してフィールドやフィールドラベルのアピアランスやフォームサイズの選択、配置する自動アクションボタンを制御できます。 しかしこれはカスタマイズの始まりにすぎません。4Dが提供するフォームエディターを使用すれば、必要とされる機能に達するまで完全にフォームをカスタマイズできます。フォームエディターではオブジェクトの作成や削除、オブジェクトの操作、フォームやオブジェクトのプロパティの設定が行えます。 フォームエディター利用時には、フォームごと個別にウィンドウが開かれ、ウィンドウごとにオブジェクトバートツールバーがあります。複数のフォームを同時に開くことができます。右と下にあるルーラーが、オブジェクトの配置を手助けします。ルーラの単位はセンチ、ピクセル、インチに変更できます。 この節ではフォームエディターの基本要素をカバーします。アクティブオブジェクトを使用するではフィールドや他のアクティブオブジェクトの詳細について説明しています。 フォームエディターの大部分のインタフェース要素は表示したり非表示にしたりすることができます。この機能により、フォーム上に作成または表示しなければならない要素や、使用したいツールだけを表示することができます。このオプションは常にフォームエディターのカレントウィンドウに適用されます。例えば出力フォームの作業を行う際に、出力コントロールラインを表示しておくと便利です。 フォームエディターで任意の要素を表示、また隠すには:
カレントフォームを拡大/縮小表示することができます。これを行うには虫眼鏡をクリックするか、直接拡大率をクリックします。拡大/縮小率は50%, 100%, 200%, 400% そして 800%です。
拡大/縮小表示中もフォームエディターの機能は利用できます。(*) (*) 技術的な理由から、フォームエディターがズームモードの時にはリストボックスの要素(ヘッダー、カラム、フッター)を選択することはできません。 フォームエディターのツールバーはフォームを操作、更新するための一連のツールを提供します。ウィンドウごとに固有のツールバーをもちます。 ツールバーには以下の要素があります:
オブジェクトバーには、4Dフォーム上で使用できるアクティブオブジェクトや非アクティブオブジェクトがすべて含まれています。一部のオブジェクトは、テーマ別にまとめられています(ボタン、ラジオボタン、メニュー等)。各テーマでは、複数の項目のなかから選択することができます。オブジェクトバーにフォーカスがある場合、キーボードのキーを使用してボタンを選択できます。以下の表で利用可能なオブジェクトグループとショートカットを示します。
任意のオブジェクトタイプを描画するには、該当するボタンを選択してから、フォーム上でそのオブジェクトを描きます。オブジェクトを作成した後でも、プロパティリストを用いてオブジェクトのタイプを変更することができます。強制的にオブジェクトを規則正しい形で描画するには、Shift キーを押しながらオブジェクトを作成します。この場合、線は水平方向、45 度、または垂直方向に引かれます。また、矩形は正方形に、楕円は正円に固定されます。 そのテーマで現在選択されているオブジェクトがフォームに挿入されます。ボタンの右側をクリックすると、バリエーションメニューが表示されます: ボタンが選択されたら、Shift+選択キーのショートカットを使用して、各項目を順次移動することができます。ヘルプTip には現在選択されている項目と、そのオブジェクトに割り当てられた選択キーが表示されます。 ボタンを2 回クリックすると、フォーム上にオブジェクトを描画した後も、そのボタンが選択されたままになります(連続選択)。この機能により、同じタイプのオブジェクトを複数連続して作成しやすくなります。連続選択を解除したい場合は、別のオブジェクトやツールをクリックします。 フォームとフォームオブジェクトにはプロパティが設定され、フォームへのアクセスやフォームの外観、およびフォーム使用時のフォームの動作が制御されます。例えば、フォームプロパティには、フォーム名、メニューバー、フォームサイズなどがあります。またオブジェクトプロパティには例えばオブジェクト名、オブジェクトサイズ、背景色、フォントなどがあります。 プロパティリストを使用してフォームおよびオブジェクトプロパティを表示・変更できます。エディターウィンドウでオブジェクト選択した場合はそのプロパティが、オブジェクトを選択しない場合はフォームのプロパティが表示されます。 プロパティリストを表示/非表示にするには:
プロパティリストが表示されます: プロパティリストには、フォームのプロパティまたは選択したオブジェクトのプロパティのいずれかが表示されます。:
フォーム上の項目をクリックするか、プロパティリストウィンドウの一番上にある選択リストを使用して、プロパティを表示したいオブジェクトを選択することができます。この選択リストは3 つの部分に分かれており、線で区切られています。:
各ダイナミックオブジェクトに関して、このリストには変数名とその後にオブジェクト名が括弧で括られて表示されるか、またはオブジェクト名だけが表示されます。この表示内容は、リストに関連付けられたメニューを用いて指定することができます。メニューコマンドは現在表示されているものを反映しています: また、このリストの各部分の並び順を変更することもできます。デフォルトでリストはレベル順(前面から背面へ)に並べられています。関連メニューを使用して、文字順にリストを並び替えることも可能です。 リストの左側にあるボタンを使用すると、リストの各オブジェクトを前面から背面へ向けて順に選択できます。 ページ選択タブを使用し、プロパティリストに表示する情報を選択することができます。
次のショートカットを使用し、プロパティリスト内を移動することができます:
ユーザによる更新可プロパティがフォームに適用されている場合、南京錠アイコンがプロパティリストに表示され、ユーザによるプロパティの変更が可能かどうかを示します: 詳細はユーザによる編集可を参照してください。パッドロックにくわえ、プロパティの背景色もその状態を現します(64-bit版の4Dのみ):
フォームにはルーラーがあります。ルーラーを非表示にして、フォームエディターの作業エリアを広くすることができます。必要であればいつでもルーラーを再表示できます。ルーラーの表示/非表示を切り替えるには、フォームメニューまたはエディターのコンテキストメニューの表示サブメニューからルーラーを選択します。 ルーラーには、オブジェクトを作成/サイズ変更時のポインターの位置が表示されます。オブジェクトを移動中はマーカーにオブジェクトの上下左右の位置が表示されます。オブジェクトマーカーを使用すると、ルーラー上で他のオブジェクトと同じ位置にそろえることができます。 好みに応じてルーラーの単位を変更できます。 ルーラー単位を指定するには:
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プロパティ
プロダクト: 4D
履歴
ARTICLE USAGE
デザインリファレンス ( 4D v16) |
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