4D v16.3オブジェクトビューを使用する |
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4D v16.3
オブジェクトビューを使用する
オブジェクトビューを使用する
4Dフォームでビューを使用できます。必要に応じて表示/非表示が可能な異なるビューにそれぞれオブジェクトを配置することで、複雑なフォーム作成が容易になります。例えばタイプごと (フィールド、変数、スタティックオブジェクト等) に異なるビューに分けることができます。サブフォームやプラグインエリアを含むすべてのタイプのオブジェクトをビューに含めることができます。 フォームごとに9つのビューを利用でき、デフォルトでビュー1からビュー9まで名前が付けられています (名前は変更可能)。それぞれのビューごとに表示/非表示とロックが切り換えられます。ビューの管理はビューパレットを使用して行います: このパレットを表示するには、ウィンドウツールバーのビューボタンをクリックするか、エディターのコンテキストメニューまたはフォームメニューからビューリストコマンドを選択します。 ビューを使用するためのルールは以下の通りです:
注: デフォルトで作成されるフォームやフォームウィザードで作成されたフォームは、タイトルがビュー2に、アクションボタンがビュー3に置かれます。 1つのオブジェクトは1つのビューに配置できます。フォームに作成されたオブジェクトはカレントのビューに属します。デフォルトでビュー1が選択されていて、すべてのオブジェクトはビュー1に属します。 他のビューにオブジェクトを作成するには、事前にビューパレットで目的のビューを選択しておきます: (複数の) オブジェクトを他のビューに移動することもできます。これを行うにはビューを変更したいオブジェクトをフォームエディターで選択します。それらのオブジェクトが属するビューが、ビューリスト上に記号で示されます: 注: 選択したオブジェクトは異なるビューに属していることがあります。 次に移動先のビューを選択し、ビューに移動ボタンをクリックします。選択したオブジェクトは新しいビューに移動されます: 注: バッジを使用してオブジェクトがどのビューに属しているかを知ることができます。詳細はバッジを使用するを参照してください。 ビューの名前は変更できます。例えばオブジェクトグループの特徴を表す名前を付けることができます。データベースフォームごと9つのビューにそれぞれ異なる名前を付けることができます。 ビューの名前を変更するには、ビュー名上でCtrl+クリック (Windows) または Command+クリック (Mac OS) するか、選択されたビュー名上でダブルクリックします。名前が編集可能になります: オブジェクトをビューに配置したら、ビューパレットを使用して以下のことが行えます:
フォームのカレントページ上で、同じビューに属するすべてのオブジェクトを選択できます。この機能は一連のオブジェクトに同じ変更を適用する場合に便利です。 フォームのカレントページでビューに属するオブジェクトの表示/非表示を切り替えることができます。この方法で、フォームを編集中に特定のオブジェクトにフォーカスすることができます。 デフォルトですべてのビューが表示されていて、それはそれぞれのビューごとにアイコンで示されています。ビューを隠すにはこのアイコンをクリックします。アイコンが薄暗くなり、対応するビューに属するオブジェクトが非表示となります:
注: カレントビュー (ビューリスト中で選択されたビュー) は非表示にできません。 非表示のビューを表示にするには、ビューを選択するか、アイコンをクリックします。 ビュー中のオブジェクトをロックして選択、変更、削除ができないようにできます。ロックされると、オブジェクトをクリックやマウスドラッグ、同種のオブジェクトを選択コマンドで選択することはできません。この機能は操作ミスを防ぐのに役立ちます。 パレットの各ビューの行に表示されるアイコンで示されるとおり、デフォルトですべてのビューはロックされていません。ビューのオブジェクトをロックするにはこのアイコンをクリックします。南京錠が閉まり、ビューがロックされます:
注: カレントビュー (ビューリストで選択されたビュー) はロックできません。 ビューのロックを解除するには、ビューを選択するか、ロックアイコンをクリックします。
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プロパティ
プロダクト: 4D
履歴
ARTICLE USAGE
デザインリファレンス ( 4D v16) |