4D v16.3

カスタムのHTTPエラーページを定義する

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4D v16.3
カスタムのHTTPエラーページを定義する

カスタムのHTTPエラーページを定義する  


 

 

4D Web Server では、サーバーレスポンスのステータスコードに基づいて、クライアントへと送信されるHTTP エラーページをカスタマイズすることができます。エラーページとは以下のものを指します:

  • 4 から始まるステータスコード(クライアントエラー)。例えば404 など。
  • 5 から始まるステータスコード(サーバーエラー)。例えば501 など。

HTTP エラーステータスコードの完全な詳細については、HTTPステータアスコード (Wikipedia)を参照してください。

デフォルトの4D Web Server エラーページを独自のページで置き換えるためには、以下のようにしてください:

  • カスタムのHTMLページをアプリケーションのWebFolder フォルダの第1レベルに置きます。
  • カスタムのページを"{statusCode}.html" (例えば"404.html" など) という名前にします。

一つのステータスコードにつき一つのエラーページを定義することができるほか、"{number}xx.html" と名前をつけることで複数のエラーに一般的なエラーページを定義することもできます。例えば、クライアントエラー全般に対するページとして、"4xx.html" というファイルを作成することができます。4D Web Server は最初に{statusCode}.html のページを探し、それが存在しない場合には一般的なページを探しに行きます。

例えば、HTTP レスポンスがステータスコード404 を返す時:

  1. 4D Web Server は、アプリケーションのWebFolder フォルダ内にある"404.html" ページを送信しようとします。
  2. それが見つからない場合、4D Web Server はアプリケーションのWebFolder フォルダ内にある"4xx.html" ページを送信しようとします。
  3. それも見つからない場合、4D Web Server はデフォルトのエラーページを使用します。

例題  

WebFolder フォルダの中に、以下のようにカスタムのページを定義している場合:

  • 403、404 HTTP レスポンスに対しては、 "403.html" および "404.html" ページがそれぞれ返されます。
  • 他の4xx エラーステータス(400、401など)に対しては、"4xx.html" ページが返されます。
  • 5xx エラーステータス全般に対しては"5xx.html" ページが返されます。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: Webサーバ

 
履歴 

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)