4D Web Server では、サーバーレスポンスのステータスコードに基づいて、クライアントへと送信されるHTTP エラーページをカスタマイズすることができます。エラーページとは以下のものを指します:
- 4 から始まるステータスコード(クライアントエラー)。例えば404 など。
- 5 から始まるステータスコード(サーバーエラー)。例えば501 など。
HTTP エラーステータスコードの完全な詳細については、HTTPステータアスコード (Wikipedia)を参照してください。
デフォルトの4D Web Server エラーページを独自のページで置き換えるためには、以下のようにしてください:
- カスタムのHTMLページをアプリケーションのWebFolder フォルダの第1レベルに置きます。
- カスタムのページを"{statusCode}.html" (例えば"404.html" など) という名前にします。
一つのステータスコードにつき一つのエラーページを定義することができるほか、"{number}xx.html" と名前をつけることで複数のエラーに一般的なエラーページを定義することもできます。例えば、クライアントエラー全般に対するページとして、"4xx.html" というファイルを作成することができます。4D Web Server は最初に{statusCode}.html のページを探し、それが存在しない場合には一般的なページを探しに行きます。
例えば、HTTP レスポンスがステータスコード404 を返す時:
- 4D Web Server は、アプリケーションのWebFolder フォルダ内にある"404.html" ページを送信しようとします。
- それが見つからない場合、4D Web Server はアプリケーションのWebFolder フォルダ内にある"4xx.html" ページを送信しようとします。
- それも見つからない場合、4D Web Server はデフォルトのエラーページを使用します。
WebFolder フォルダの中に、以下のようにカスタムのページを定義している場合:

- 403、404 HTTP レスポンスに対しては、 "403.html" および "404.html" ページがそれぞれ返されます。
- 他の4xx エラーステータス(400、401など)に対しては、"4xx.html" ページが返されます。
- 5xx エラーステータス全般に対しては"5xx.html" ページが返されます。