4D v16.3

WEB SET HTTP HEADER

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4D v16.3
WEB SET HTTP HEADER

WEB SET HTTP HEADER 


 

WEB SET HTTP HEADER ( header|fieldArray {; valueArray} ) 
引数   説明
header|fieldArray  テキスト, テキスト配列 in リクエストHTTPヘッダーを格納したフィールドまたは変数、またはHTTPヘッダーフィールド
valueArray  テキスト配列 in HTTPヘッダーフィールドコンテンツ

説明   

WEB SET HTTP HEADERコマンドを使用して、4DからWebブラウザーへ送信されるHTTPヘッダーにフィールドを設定します。このコマンドはWebプロセスでのみ機能します。
このコマンドで "Cookie" を管理することが可能です。

このコマンドでは、2つのシンタックスが利用可能です:
  • 1番目のシンタックス: WEB SET HTTP HEADER (header)
    設定したいテキストタイプ (変数またはフィールド) のHTTPヘッダーフィールドを 引数 fields に渡します。
    このシンタックスを使用すれば、"HTTP/1.0 200 OK"+Char(13)+"Set-Cookie: C=HELLO" のようにヘッダーを記述することができます。Windows と Mac OS上では、ヘッダーフィールドは、CR または CR+LF (キャリッジリターン + ラインフィード) シーケンスで区切られてなければなりません。4Dがそのレスポンスをフォーマットします。

カスタム "Cookie" の例を示します:

 C_TEXT($vTcookie)
 $vTcookie:="Set-Cookie: USER="+String(Abs(Random))+"; PATH=/"
 WEB SET HTTP HEADER($vTcookie)

: コマンドは引数 header として、リテラルテキストを受け入れません。4Dの変数またはフィールドでなくてはなりません。

HTTPヘッダーのシンタックスに関する詳細は、http://www.w3c.org のRFC (Request For Comments) を参照してください。

  • 2番目のシンタックス : WEB SET HTTP HEADER (fieldArray; valueArray)
    2つのテキスト配列 fieldArrayvalueArray を通して、HTTPヘッダーは定義されます。 以下のようにヘッダーを記述します:

 fieldArray{1}:="X-VERSION"
 fieldArray{2}:="X-STATUS"
 fieldArray{3}:="Set-Cookie"
 fieldArray{4}:="Server"
 
 valueArray{1}:="HTTP/1.0"*
 valueArray{2}:="200 OK"*
 valueArray{3}:="C=HELLO"
 valueArray{4}:="North_Carolina"

* 最初の2つのアイテムはレスポンスの最初の行です。これらを入力する際は、配列の1番目と2番目の要素でなければなりません。ただし、これらを省略して以下のコードのみを記述することも可能です (4Dがヘッダーフォーマットを処理します):

 fieldArray{1}:="Set-Cookie"
 valueArray{1}:="C=HELLO"

X-VERSIONとX-STATUSを指定しないと、自動的にHTTP/1.0 200 OKが設定されます。Server フィールドのデフォルト値は"4D/<version>" です。Date Content-Length のフィールドも4Dによって設定されます。



参照 

WEB GET HTTP HEADER

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: Webサーバ
番号: 660

This command can be run in preemptive processes

 
履歴 

変更: 4D v6.8
名称変更: 4D v13
変更: 4D v14 R3

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)