4D v14.3

PAGE SETUP

ホーム

 
4D v14.3
PAGE SETUP

PAGE SETUP 


 

PAGE SETUP ( {aTable ;} form ) 
引数   説明
aTable  テーブル in フォームの属するテーブル, または 省略した場合、デフォルトテーブル
form  文字 in ページ設定に使用するフォーム名

説明   

PAGE SETUPは、プリンタの用紙設定を、formに格納された用紙設定に設定します。用紙設定はデザインモードでフォームが保存される時に、フォームとともに保存されます。

以下3つの条件のもとでは、印刷ダイアログボックスが表示されず、デフォルトの用紙設定でプリントが行われます:

  • オプション引数 * を指定してPRINT SELECTIONコマンドを呼び出した場合
  • オプション引数 * を指定してPRINT RECORDコマンドを呼び出した場合
  • PRINT SETTINGSコマンドを呼び出さずに、一連のPRINT FORMを呼び出した場合

この場合、PAGE SETUPコマンドを使用すると用紙設定ダイアログボックスを表示せずに、デフォルト以外の用紙設定を使用することができます。

例題  

[Design Stuff]テーブルには複数の (空の) フォームが作成されています。フォーム“PS100”には縮尺率が100%の用紙設定が割り当てられています。またフォーム“PS90”には縮尺率が90%の用紙設定が割り当てられています。以下のプロジェクトメソッドにより、プリントの度に用紙設定ダイアログボックス (表示はされません) で縮尺率を指定しなくても、さまざまな縮尺率でテーブルのセレクションをプリントすることができます:

  ` AUTOMATIC SCALED PRINTING プロジェクトメソッド
  ` AUTOMATIC SCALED PRINTING ( Pointer ; String {; Long } )
  ` AUTOMATIC SCALED PRINTING ( ->[table]; "Output form" {; Scaling } )
 If(Count parameters>=3)
    PAGE SETUP([Design Stuff];"PS"+String($3))
    If(Count parameters>=2)
       OUTPUT FORM($1->;$2)
    End if
 End if
 If(Count parameters>=1)
    PRINT SELECTION($1->;*)
 Else
    PRINT SELECTION(*)
 End if


このプロジェクトメソッドを作成した後は、以下のように使用します:

  ` カレントのインボイスを検索
 QUERY([Invoices];[Invoices]Paid=False)
  ` サマリレポートを90%縮尺で印刷
 AUTOMATIC SCALED PRINTING(->[Invoices];"Summary Report";90)
  ` サマリレポートを50%縮尺で印刷
 AUTOMATIC SCALED PRINTING(->[Invoices];"Detailed Report";50)

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 印刷
番号: 299

サーバでは使用できません。

 
履歴 

初出: < 4D v6

 
参照 

Print form
PRINT RECORD
PRINT SELECTION
SET PRINT OPTION

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)