OBJECT GET COORDINATESコマンドは、引数 * およびobjectによって指定された、現在のフォームのオブジェクトのleft, top, right および bottomの座標 (ポイント) を返します。
オプションの * 引数を指定した場合、objectはオブジェクト名です (文字列) 。オプションの * 引数を省略すると、objectはフィールドまたは変数です。この場合、文字列ではなくフィールドまたは変数参照 (フィールドまたは変数のみ) を指定します。
object にオブジェクト名を渡し、そこでワイルドカード文字 (“@”) を使用して1つ以上のオブジェクトを指定する場合、返される座標は関連するすべてのオブジェクトで構成される四角の座標となります。
Note: バージョン6.5からは、文字列に含まれるワイルドカード文字(@)の取り扱い方を設定することができます。このオプションは、"オブジェクトプロパティ"コマンドに影響を与えます。4D Design Referenceマニュアルを参照してください。
オブジェクトが存在しない場合やコマンドがフォーム内で呼び出されていない場合、座標(0;0;0;0)が返されます。
"button"で始まるすべてのオブジェクトによって形成される長方形の座標を得たい場合を仮定します:
OBJECT GET COORDINATES(*;"button@";vLeft;vTop;vRight;vBottom)