インターフェースページでは、データベースのインターフェースに関するさまざまな設定を行います。
このエリアではデータベースの表示に関する様々なオプションを設定するために使用します。
選択... ボタンを使用して、 MESSAGE コマンドで使用される文字のフォントとサイズを設定します。
デフォルトのフォントとサイズは、4Dが開かれるプラットフォームによって異なります。
注: このプロパティは4Dの以下の部分にも影響します:
他のオプションではアプリケーションモードでのさまざまなウィンドウの表示を設定します。
- 印刷の進捗状況: 印刷時の印刷進捗状況を表示するダイアログを有効/無効にします。
- スプラッシュスクリーン: このオプションが選択解除されていると、アプリケーションモードで、カレントメニューバーのスプラッシュスクリーンは表示されません (メニューバーの管理参照)。このウィンドウを非表示にした場合、ウィンドウの表示は例えばOn Startupデータベースメソッドの中からプログラムで管理しなければなりません。
- フラッシュの進捗状況:このオプションがチェックされていると、キャッシュ中のデータがフラッシュされる際、4Dは画面左下にウィンドウを表示します。この処理はユーザーの操作をブロックするため、ウィンドウを表示することでフラッシュが行われていることをユーザーに通知することができます :

注: データベース設定のデータベース/メモリページでキャッシュフラッシュの周期を設定できます。
ショートカットエリアでは、4Dの基本的な3つのデフォルトショートカット (入力フォーム確定、入力フォームキャンセル、サブフォームに追加) を確認し、変更することができます。これらのショートカットは両プラットフォームで同じです。キーの形をしたアイコンはWindowsとMac OSそれぞれのキーの組み合わせを示しています。
デフォルトのショートカットは以下のとおりです:
- 入力フォーム確定: Enter
- 入力フォームキャンセル: Esc
- サブフォームに追加: Ctrl+Shift+/ (Windows) または Command+Shift+/ (Mac OS)
操作のショートカットを変更するには、それぞれの編集ボタンをクリックします。以下のダイアログが表示されます:

ショートカットを変更するにはキーボードで新しいキーの組み合わせをタイプし、OKをクリックします。ショートカットを無効にしたい場合クリアボタンをクリックします。
“right-to-left言語”という用語はアラビア語など、右から左に向かって読む言語を指しています。
4DはWindowsにおいてright-to-left言語を拡張サポートしています。“right-to-left”モードを有効にすると、アプリケーションモードで、4Dデータベースのインターフェース (フォームやメニュー) は自動で反転されます。これはWindowsのみで有効です。Mac OS Xでは同等の機能はありません。
この反転はテキストオブジェクトを読む方向だけでなく、グラフィックオブジェクトやフォーム中のオブジェクトの位置、ウィンドウタイトルやボタン、メニューの位置等に影響します。
注: 現時点でフォームの印刷時には、反転モードは使用できません。
アプリケーションモードでオブジェクトを反転オプションを使用して、データベースレベルで“right-to-left”モードを有効にし設定できます。データベースが実行されるコンテキストに基づき、このモードを設定する3つのオプションを使用できます:
- しない: このオプションが選択されていると、OSが“right-to-left”モードに設定されていても、データベースがこのモードに変更されることはありません。 デフォルトでこのオプションが選択されます。
- 自動: このオプションが選択されていると、OSが“right-to-left”モードに設定されている場合、データベースもこのモードに変更されます (例えばアラビア語バージョンのWindows)。
- 常に: このオプションが選択されていると、OSの設定が何であれ、データベースは“right-to-left”モードに変更されます。
このオプションを変更すると、設定を保存すると即座にデータベースに適用されます。
注:
- このグローバルな設定はSET DATABASE PARAMETERコマンドでプログラムすることもできます。
- right-to-leftモードが有効の場合でも、各フォームごとにそれを無効にできます (フォームプロパティ の“オブジェクトを反転しない (Windows)”を参照)。
- デフォルトでright-to-leftモードはフォーム中のピクチャーを反転しません。必要であれば追加のオプションを使用してピクチャーを反転できます (スタティックピクチャーを使用するの“ピクチャーのミラー効果 (Windows)”参照)。