4D v14.3ユーザー設定を使用する |
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4D v14.3
ユーザー設定を使用する
ユーザー設定を使用する
4D v13 ではデータベースのカスタム設定を外部ファイルとして生成できるようになりました。この機能が有効にされると、ユーザー設定を設定したときに、内容が外部ファイルに書き出されるようになります ("ユーザー設定")。そしてデータベースストラクチャーファイルに書き込まれたストラクチャー設定よりもこの設定が優先して使われます。 この結果 4D アプリケーションを更新しても、カスタム設定を保持できるようになります。あるいは異なる場所に展開する同じアプリケーションに対し、異なる設定を適用することが可能になります。またファイルの内容は XML で記述されるため、プログラムで設定を管理することができるようにもなります。 ユーザー設定の外部ファイル化を有効にするには、データベース設定のセキュリティページページ内で外部ファイルのユーザー設定を有効にするオプションを選択します。 このオプションをチェックすると、データベース設定が 2 つのダイアログ、ストラクチャー設定とユーザー設定に分けられます。これらのダイアログボックスにはデザイン / データベース設定メニューあるいはツールバーの設定ボタンからアクセスできます: 外部保存モードが有効にされると、データベース設定は " ユーザー設定 "または " ストラクチャー設定 "、2 つのダイアログボックスから行えるようになります。 ユーザー設定が優先される原則に沿うために、このダイアログボックスを使用してオプションが変更されると、ストラクチャー設定に格納された値に代わりそちらが使用されます。 "ユーザー設定" ダイアログボックスに含まれるページのリストと、各ページでの標準設定との主な違いを以下の表にまとめます:
データベース設定で外部ファイルのユーザー設定を有効にする オプションを選択し設定を行うと、ユーザー設定ファイルは以下の場所に作成されます : [DatabaseFolder]/Preferences/settings.4DSettings ここで [DatabaseFolder] はデータベースストラクチャーファイルが配置されたフォルダーの名前です。 このファイルの内容は XML であり、4D の XML コマンドや XML エディターを使用して読み込んだり変更したりできます。つまり、特に 4D Volume Desktop をマージしたエンジン組み込みアプリケーションにおいて、設定内容をプログラムで管理することが可能です。 このファイルをプログラムで更新した場合、設定内容はデータベース再起動後に有効となります。 |
プロパティ
プロダクト: 4D ARTICLE USAGE
デザインリファレンス ( 4D v14 R2) |
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