4Dから直接PHPスクリプトを実行できます。このページではPHP実行に関する設定を行います。PHPの実行については4Dランゲージリファレンスの4DでPHPスクリプトを実行する参照してください。
- IPアドレス と ポート番号
4Dはデフォルトで使用sれるFastCGI PHPインタープリターを提供しています。内部的なアーキテクチャーに関連する理由により、実行リクエストは特定のHTTPアドレスのPHPインタープリターに送信されます。4Dはデフォルトでアドレス127.0.0.1そしてポート8002を使用します。他のサービスですでにこのアドレスやポートが使用されている場合、あるいは同じマシン上で複数のインタープリターが動作する場合、設定を変更する必要があります。これを行うにはIPアドレスとポート番号パラメーターを変更します。
HTTPアドレスは4Dと同じマシンでなければならない点に注意してください。
- 外部インタープリター
外部のPHPインタープリターを使用する場合、それはFastCGIでコンパイルされ、4Dと同じマシン上になければなりません (4DでPHPスクリプトを実行するの"異なるPHPインタープリターとphp.iniを使用する"参照)。
このオプションを選択すると4Dは内部PHPインタープリターに接続しなくなります。この設定を行う場合、外部インタープリターの制御を開発者が行わなくてはならない点に留意してください。
4D Server: この設定は、4D Serverとリモートの4Dで共有されます。サーバーマシンで外部インタープリターを利用する時は、クライアントマシンで内部インタープリターを利用することはできません。もしサーバーがポート9002で外部インタープリターを利用する場合には、クライアントマシンでも同じポート番号でインタプリターを利用しなければなりません。
このエリアのオプションは4Dの内部PHPインタープリターの自動管理に関するものであり、外部インタープリターオプションが選択されているときは無効になります。
- プロセス数: 4DのPHPインタープリターは"子プロセス"と呼ばれる一連のシステム実行プロセスを起動します。最適化のためデフォルトで同時に5つの子プロセスを保持し実行できます。必要に応じて子プロセスの数を変更できます。例えばPHPインタープリターを頻繁に呼び出す場合、数を増やしたいと思うかもしれません。この点に関する詳細は4DでPHPスクリプトを実行するのアーキテクチャーを参照してください。
注: Mac OSではすべての子プロセスが同じポートを共有します。Windowsでは子プロセスごとにポート番号が異なります。最初に使用されるポートはPHPインタープリター用に設定されたポートです。そして次の子プロセスはインクリメントされた番号を使用します。例えばデフォルトポート番号が8002で5つの子プロセスを起動すると、8002から8006が使用されます。