このページにあるオプションを使用して、データベースの自動バックアップのスケジュールを設定できます。標準のクイック設定、または完全なカスタマイズを選択できます。
自動バックアップメニューでの選択に基づき、さまざまなオプションが表示されます:
- しない: スケジュールに基づくバックアップは無効となります。
- 毎時: 次の時間以降、毎時間ごとに自動バックアップを行います。
- 毎日: 日に一回自動バックアップを行います。バックアップを何時に行うかを設定します。
- 毎週: 週に一回自動バックアップを行います。バックアップを開始する曜日と時刻を入力するエリアが表示されます。
- 毎月: 月に一回自動バックアップを行います。バックアップを開始する日付と時刻を入力するエリアが表示されます。
- 個別: 自動バックアップを詳細にスケジュールする場合に使用します。このオプションを選択すると、複数の入力エリアが表示されます:
- 時間ごと: 時間単位でバックアップの間隔をスケジュールできます。1から24までの値を設定できます。
- 日ごと: 日単位でバックアップの間隔をスケジュールできます。例えば1を設定すると毎日バックアップが行われます。このオプションを選択した場合、バックアップが開始される時刻を設定しなければなりません。
- 週ごと: 週単位でバックアップの間隔をスケジュールできます。例えば1を設定すると毎週バックアップが行われます。このオプションを選択した場合、バックアップを開始する曜日と時刻を設定しなければなりません。複数の曜日を選択できます。例えば毎週水曜日と金曜日にバックアップをするようプログラムできます。
- 月ごと: 月単位でバックアップの間隔をスケジュールできます。例えば1を設定すると毎月バックアップが行われます。このオプションを選択した場合、バックアップを開始する日付と時刻を設定しなければなりません。
4Dのバックアップメカニズムについてはデータベースのバックアップと復元を参照してください。
クライアント/サーバーモードでは、バックアップパラメターは4D Serverマシンでのみ設定できます。
すべてのデータベースバックアップおよび復旧の設定はXMLファイルに書き出されます。4Dはデータベース設定ダイアログボックスにオプションを表示するためと各バックアップが開始される際に、このファイル内のデータを使用します。
4DのXMLコマンドやXMLエディターを使用して設定内容を取得したり変更したりできます。これにより開発者は、特に4D Volume Desktopでビルドされたアプリケーションにおいて、バックアップ設定をプログラムで管理できます。
XML形式のバックアップおよび復旧設定ファイルはBackup.XMLという名前で、自動で以下の場所に作成されます:
DatabaseFolder/Preferences/Backup/Backup.XML
... DatabaseFolder はストラクチャーファイルが格納されているフォルダーです。サブフォルダーPreferences/Backup/ はなければ自動で作成されます。バックアップの環境設定に使用されるXMLキーはXML Keys-Backupマニュアルで説明されています。