4D v16ドキュメントのコンテンツにプログラムでアクセスする |
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4D v16
ドキュメントのコンテンツにプログラムでアクセスする
ドキュメントのコンテンツにプログラムでアクセスする
4D Write Proではドキュメント内でテキストと画像の属性を変更するためのコマンドをフルセット提供しています。これらの機能のおかげで、4Dデベロッパーは4D Write Proドキュメントに対して(ボタン、メニュー、チェックボックス等を使用した)独自のインターフェースをデザインすることができます。コマンドはドキュメント全体、または特定の部分(レンジ)に対して適用可能で、どちらもユーザー選択あるいはカスタムの値に基づきます。利用可能なプロパティには、ドキュメント単位、マージン、パッディング、背景、段落設定、カラー、フォント、フォントスタイル、そして画像プロパティなどが含まれます。 例えば、4D Write Pro エリアライブラリオブジェクトはこれらの機能を存分に活用し、洗練された4D Write Proインターフェースを提供しています。 いくつかのコマンドは、ドキュメント内の選択範囲を管理するために特化しています。選択されたテキストは(不過視の)フォーマットタグを含み得ることから、4D Write Proはレンジというものを使用します。レンジは4D Write ドキュメントの一部を表すオブジェクトです。
4D Write Proではブックマークと呼ばれる、ドキュメントの一部に対して動的な参照を作成し、使用することができます。ブックマークとは、4D Write Proドキュメント内の特定のレンジに関連づけられた名前付き参照です。 ブックマークは動的です。これはつまり、ブックマークに関連付いた文章をユーザーが移動または削除した場合には、紐付いているレンジも自動的に更新され、ブックマークはドキュメント内の同じ内容を引き続き参照し続けるという事です。例えば:
一度作成すると、ブックマークはドキュメント内に保存されています。ブックマークはドキュメントとともに保存され、複数のコマンドによって管理することができます。また、テンプレートドキュメントの一部を参照するのにも使用できます。これらの部分はデータベース内のドキュメントと自動的に組み合わせることもでき、その結果請求書やカタログといった動的な出力ドキュメントを生成することもできます。 複数のコマンドを使用して、ブックマークを作成、削除、使用することができます:
以下のコマンドはドキュメントの属性を取得あるいは設定します:
属性は4D Write Pro属性の章に詳細な説明があります。 このコマンドはレンジのスタイルサポートに関する情報を取得します:
参照
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プロパティ
プロダクト: 4D
履歴
ARTICLE USAGE
4D Write Proリファレンス ( 4D v16) |