4D v16WP INSERT BREAK |
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4D v16
WP INSERT BREAK
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WP INSERT BREAK ( rangeObj ; breakType ; mode {; rangeUpdate} ) | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
rangeObj | Object |
![]() |
4D Write Proレンジオブジェクト | |||||
breakType | 倍長整数 |
![]() |
挿入するブレークの型 | |||||
mode | 倍長整数 |
![]() |
挿入モード | |||||
rangeUpdate | 倍長整数 |
![]() |
レンジ更新モード | |||||
WP INSERT BREAK コマンドはmode 引数やrangeUpdate 引数で指定された形で、rangeObj 引数で指定されたレンジ内にbreakType 引数で指定された型の新しいブレークを挿入します。
rangeObj 引数には、有効な4D Write Pro標準レンジオブジェクトを渡します。rangeObj は4D Write Proドキュメントの一部で、、 WP Get bookmark range あるいは WP Get rangeコマンドなどを使用して作成する事ができます。
breakType 引数には、4D Write Proテーマからの以下の定数のどれか一つを渡し、挿入するブレークのタイプを定義します:
定数 | 型 | 値 | コメント |
wk line break | 倍長整数 | 0 | (同じ段落内での)改行 |
wk page break | 倍長整数 | 2 | 改ページ:新しいページを定義します。 |
wk section break | 倍長整数 | 1 | セクションブレーク:新しいセクションを定義します。 |
mode 引数には、対象となるrangeObj レンジ内で使用されるブレークの挿入モードを指定する定数を渡します:
定数 | 型 | 値 | コメント |
wk append | 倍長整数 | 2 | コンテンツをレンジの終わりに挿入する |
wk prepend | 倍長整数 | 1 | コンテンツをレンジの始めに挿入する |
wk replace | 倍長整数 | 0 | レンジのコンテンツを置き換える |
任意のrangeUpdate 引数内には、以下の定数のいずれか一つを渡し、挿入したコンテンツが挿入後のレンジに含まれるかどうかを指定します:
定数 | 型 | 値 | コメント |
wk exclude from range | 倍長整数 | 1 | 更新されたレンジには、以前のコンテンツのみを含める |
wk include in range | 倍長整数 | 0 | 更新されたレンジに挿入コンテンツを含める |
rangeUpdate 引数を渡さなかった場合、デフォルトで、挿入されたコンテンツは挿入後のレンジに含まれます。
請求書を作成する際、最後のページを除いてページブレーク(改ページ)を挿入したい場合を考えます:
$nbInvoices:=Records in selection([INVOICE])
For($j;1;$nbInvoices)
... //請求書を処理
If($j#$nbInvoices) //最後のページを除いて改ページを挿入
WP INSERT BREAK($buildRange;wk page break;wk append;wk exclude from range)
End if
End for
プロダクト: 4D
テーマ: 4D Write Proランゲージ
番号:
705237
初出: 4D v16
4D Write Proリファレンス ( 4D v16)