4D v16.3コンボボックス |
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4D v16.3
コンボボックス
コンボボックス
コンボボックスはドロップダウンリストと似ていますが、キーボードから入力されたテキストを受けいれる点と、二つの特定のオプションがついている点が異なります。コンボボックスの初期化方法はドロップダウンリストとまったく同じです (ポップアップメニュー、ドロップダウンリスト参照)。 ユーザーがコンボボックスにテキストを入力すると、その値は配列の0番目の要素に代入されます。その他の点では、コンボボックスを入力可エリアと同じように取り扱い、配列または選択リストを一連のデフォルト値として使用します。 On Data Changeイベントを使用し、入力可エリアのオブジェクトと同じ方法で、入力可能エリアへの入力内容を管理します。詳細については4DランゲージリファレンスマニュアルのForm eventコマンドの説明を参照してください。 コンボボックス型のオブジェクトには、関連付けられた選択リストに関係する二つのオプションがあります。自動挿入と除外リスト(除外された値のリスト)です。 自動挿入のオプションは、コンボボックス型オブジェクトのプロパティリストの「データソース」テーマ内にあります: 注: このオプションはリストボックスの列にも存在します。リストボックスの列のセルは、列が選択リストと関連付けられているときはコンボボックスとして表示されているからです。 このオプションがチェックされていると、オブジェクトに関連付けられた選択リストにない値をユーザーが入力した場合に、その値が自動的にメモリー内のリストに追加されます。 OBJECT SET LIST BY NAME または OBJECT SET LIST BY REFERENCE コマンドを使用して選択リストを関連付けることができます。 例えば、 "France, Germany, Italy" という値を含む選択リストが "Countries" というコンボボックスに関連付けられていた場合を考えます。自動挿入のオプションがチェックをされていて、ユーザーが "Spain" という値を入力すると、"Spain" という値が自動的にメモリー内のリストに追加されます: 当然のことながら、オブジェクトに除外リストが設定されていた場合にはそのリストに含まれる値は入力することができません(詳細は以下の章を参照して下さい)。 注: デザインモードで定義されたリストが関連付けられた場合、自動挿入によって、オリジナルの選択リストが変更されることはありません。 自動挿入のオプションがチェックされていない場合、入力された値はオブジェクトの中には保存されますが、メモリー内のリストには入力されません。除外リストのオプションはコンボボックス型のオブジェクトの"値の範囲"のテーマ内にあります。これを通して除外された値のリストをこれらのオブジェクトに関連付けることができます。ユーザーがこのリストに含まれる値を入力したとき、その入力は自動的に却下されます(除外リストを参照して下さい)。 注: 指定リストはコンボボックスには割り当てることはできません。画面上において、オブジェクト内にいくつかの指定された値を表示したいときには、ポップアップメニュー型のオブジェクトを使用して下さい。
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プロパティ
プロダクト: 4D
履歴
ARTICLE USAGE
デザインリファレンス ( 4D v16) |