4D v14.3

WRITE PICTURE FILE

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4D v14.3
WRITE PICTURE FILE

WRITE PICTURE FILE 


 

WRITE PICTURE FILE ( fileName ; picture {; codec} ) 
引数   説明
fileName  文字 in 書き出すファイルのフルパス名, または空の文字列
picture  ピクチャー in 書き出すピクチャフィールドまたは変数
codec  文字 in ピクチャCodec ID

説明   

WRITE PICTURE FILEコマンドを使用し、 引数pictureに渡されたピクチャを、指定したcodecでディスクに保存することができます。

fileNameには、作成するファイルのフルパス名、あるいはファイル名のみを渡すことができます。ファイル名だけを渡した場合、書き出したファイルはデータベースのストラクチャファイルと同階層に置かれます。ファイルの拡張子を指定しなければなりません。
fileNameに空の文字列 ("") を渡すと、標準のファイル保存ダイアログボックスが表示され、作成するファイルの名前、場所、フォーマットをユーザが指定できます。デフォルト名がピクチャーフィールドに割り当てられている場合、ダイアログにはその名前が表示されます (SET PICTURE FILE NAMEコマンド参照)。

pictureには、ディスクに保存するピクチャを格納したピクチャ変数またはフィールドを渡します。

オプションのcodec引数を使用して、保存されるピクチャのフォーマットを指定できます。Codecは拡張子 (例 “.gif”), またはMimeタイプ (例 “image/jpeg”) です。PICTURE CODEC LISTコマンドを使用して、利用可能なCodecのリストを取得できます。

codec 引数を省略すると、コマンドはfileName 引数に渡されたファイル名の拡張子に基づき、codecの決定を試みます。例えば以下のコードにおいて:

 WRITE PICTURE FILE("c:\folder\photo.jpg";myphoto)

コマンドはピクチャの格納にJPEG codecを使用します。
使用された拡張子が利用可能なcodecに対応しない場合、ファイルは保存されず、OKシステム変数に0が設定されます。codec もファイル拡張子も渡さない場合、ピクチャはPICTフォーマットで保存されます。

注: (fileName の拡張子あるいはcodec 引数で指定される) picture の書き出しフォーマットが元のタイプと同じで、変換処理が適用されない場合、ピクチャはそのまま変更なしで保存されます。

コマンドが正しく実行されると、システム変数Documentには作成されたファイルのフルパス名が、システム変数OKには1が設定されます。そうでなければOKは0に設定されます。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ピクチャ
番号: 680

このコマンドはOKシステム変数を更新しますこのコマンドはDocumentシステム変数を更新します

 
履歴 

変更: 4D v11 SQL

 
参照 

PICTURE TO BLOB
PICTURE TYPE LIST
READ PICTURE FILE
SET PICTURE FILE NAME
ピクチャ

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)

Inherited from : WRITE PICTURE FILE ( 4D v13.5)