4D v14.3

COMBINE PICTURES

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4D v14.3
COMBINE PICTURES

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COMBINE PICTURES ( resultingPict ; pict1 ; operator ; pict2 {; horOffset ; vertOffset} ) 
引数   説明
resultingPict  ピクチャー in 重ね合わせた結果のピクチャ
pict1  ピクチャー in 重ね合わせる1つ目のピクチャ
operator  倍長整数 in 重ね合わせのタイプ
pict2  ピクチャー in 重ね合わせる2つ目のピクチャ
horOffset  倍長整数 in 重ね合わせの横オフセット
vertOffset  倍長整数 in 重ね合わせの縦オフセット

説明   

COMBINE PICTURES コマンドはpict1pict2 ピクチャを、operatorモードで結合させ、3つめのresultingPictピクチャを得るために使用します。結果のピクチャは複合型で、ソースピクチャのすべての特性を保持します。

Note: このコマンドはピクチャ演算子 (+/等、の節参照) により提供される機能を拡張します。これらの演算子は4D v11でも引き続き利用できます。

operatorには適用する結合のタイプを指定します。“” テーマの定数にある3タイプの結合が使用できます:

  • Horizontal concatenation (1): pict2pict1に追加され、pict2の左上隅がpict1の右上隅の位置に置かれます。
  • Vertical concatenation (2): pict2pict1に追加され、pict2の左上隅がpict1の左下隅の位置に置かれます。
  • Superimposition (3): pict2pict1の上に置かれ、pict2の左上隅がpict1の左上隅の位置に置かれます。

オプションのhorOffsetvertOffset引数が使用されると、重ね合わせの前に pict2 に対する解釈が適用されます。horOffsetvertOffsetに渡される値はピクセル単位でなければなりません。正数を渡すと右あるいは下方向へのオフセット、負数を渡すと左あるいは上方向へのオフセットとなります。

Note: COMBINE PICTURES コマンドで実行される重ね合わせは、& と | 演算子で提供される (ORやXORの) 重ね合わせとは異なります。COMBINE PICTURES コマンドは結果ピクチャ中にソースピクチャの特性を保持しますが、& と | 演算子はそれぞれのピクセルを処理してビットマップピクチャを生成します。これらの演算子はもともと白黒画像を処理するためのものであり、現在は廃止予定です。

例題  

以下のピクチャがある時:

 COMBINE PICTURES(flag;mybackground;Superimposition;mycircle;50;30)

結果は:

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ピクチャ
番号: 987

 
履歴 

初出: 4D v11 SQL

 
参照 

TRANSFORM PICTURE
ピクチャ演算子

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)