4D v14.3

Convert path system to POSIX

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4D v14.3
Convert path system to POSIX

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Convert path system to POSIX ( systemPath {; *} ) -> 戻り値 
引数   説明
systemPath  テキスト in システムシンタックスで表現された、相対または絶対パス名
演算子 in エンコーディングオプション
戻り値  テキスト in POSIXシンタックスで表現された絶対パス名

説明   

Convert path system to POSIX コマンドはシステムシンタックスで表現されたパス名をPOSIX (Unix) シンタックスで表現されたパス名に変換します。

systemPath引数には、システムシンタックスで表現した、ファイルやフォルダのパス名を渡します (Mac OS やWindows)。このパスは絶対パス、あるいはデータベースフォルダ (データベースストラクチャファイルを含むフォルダ) からの相対パスです。コマンド実行時に、パスの要素が実際にディスク上に存在する必要はありません。 コマンドはパス名の妥当性をテストしません。

コマンドはファイルやフォルダのPOSIXシンタックスで表現した完全パス名を返します。systemPathに渡されたパスのタイプにかかわらず、コマンドは常に絶対パス名を返します。systemPathに相対パス名を渡すと、4Dはデータベースフォルダのパス名を追加して返します。

オプションの * 引数を使用してPOSIXのエンコーディングを指定できます。デフォルトで、Convert path system to POSIXはPOSIXパスの特別文字をエンコードしません。*引数を渡すと、特別文字は変換されます (例えば"My folder"は"My%20folder"になります)。

OS X での例題

 $path:=Convert path system to POSIX("machd:file 2.txt")
  //machd は起動ディスク
  //"/file 2.txt" を返す
 $path:=Convert path system to POSIX("disk2:file 2.txt")
  //disk2 は(起動ディスクでない)追加されたディスク
  //"/Volumes/disk2/file 2.txt"を返す
 $path:=Convert path system to POSIX("machd:file 2.txt";*)
  //"/file%202.txt"を返す
 $path:=Convert path system to POSIX(":resources:images") //相対パス
  //"/User/mark/Documents/videodatabase/resources/images" を返す
 $path:=Convert path system to POSIX("resources:images") //絶対パス
  //"/resources/images" を返す

Windowsでの例題

 $path:=Convert path system to POSIX("c:\docs\file 2.txt")
  // "c:/docs/file 2.txt" を返す
 $path:=Convert path system to POSIX("\\srv\tempo\file.txt")
  // "//srv/tempo/file.txt" を返す

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: システムドキュメント
番号: 1106

 
履歴 

初出: 4D v12

 
参照 

Convert path POSIX to system
Test path name

 
タグ 

POSIX, Chemin accès

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)