VP Row コマンドは、特定の行、あるいは複数の行を参照する新しいレンジオブジェクトを返します。
 vpAreaName 引数には、4D View Pro エリア名を渡します。存在しない名前を渡した場合、エラーが返されます。
 row 引数は、行レンジの最初の行を定義します。この引数には行のインデックス(0から数えます)を渡してください。レンジが複数の行にわたる場合、rowCount 引数も合わせて使用する必要があります。
 任意のrowCount 引数を使用すると、レンジ内の行の合計数を定義することができます。rowCount 引数には0より大きい値を渡す必要があります。省略時、デフォルトで値は1 に設定されます。
 任意のsheet 引数にはシートのインデックス(0 から数えます)を渡すことで、レンジが定義される特定のスプレッドシートを指定することができます。省略された場合、カレントのスプレッドシートがデフォルトとして使用されます。以下の定数を使用することで、カレントのスプレッドシートを明示的に指定することもできます:
 
	
		
			| 定数 | 型 | 値 | コメント | 
	
	
		
			| vk current sheet | 倍長整数 | -1 | 4D View Pro エリアのカレントシートを指定します。(デフォルト) | 
	
以下に表示されている(カレントのスプレッドシート上の)行に対するレンジオブジェクトを定義したい場合を考えます:

以下はコードの一例です:
 $row:=VP Row("ViewProArea";9)