| 4D v18VP EXPORT DOCUMENT | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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    4D v18
 VP EXPORT DOCUMENT 
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| VP EXPORT DOCUMENT ( vpAreaName ; filePath {; paramObj} ) | ||||||||
| 引数 | 型 | 説明 | ||||||
| vpAreaName | テキスト |   | 4D View Pro エリアフォームオブジェクト名 | |||||
| filePath | テキスト |   | ドキュメントのパス名 | |||||
| paramObj | Object |   | 書き出しのオプション | |||||
VP EXPORT DOCUMENT コマンドは、vpAreaName で指定した 4D View Pro エリアに関連付けられている 4D View Pro オブジェクトを、filePath と paramObj 引数で指定されたとおりにディスク上のドキュメントに書き出します。
vpAreaName には 4D View Pro エリアの名前を渡します。存在しない名前を渡した場合にはエラーが返されます。
filePath には書き出すドキュメントのパスおよびファイル名を渡します。ドキュメント名のあとに拡張子(4D View Pro の ".4VP" 、Microsoft Excel の ".xlsx"、あるいはPDFの ".pdf")を含めることで、ドキュメントのフォーマットを指定することができます。ドキュメント名のみを指定した場合、ドキュメントは4Dのストラクチャーファイルと同じ階層に、デフォルトの".4VP" 拡張子で保存されます。
任意のparamObj 引数を使用すると、書き出される4D View Pro オブジェクトの複数のプロパティに加えて、書き出しが完了した際に呼び出されるコールバックメソッド名を定義することができます。
| プロパティ | 型 | 詳細 | ||||||||||||||||||
| format | テキスト | 渡した場合、書き出す際のファイル形式を指定します:".4VP" (デフォルト)または ".xlsx"あるいは".pdf"。format 引数には、4D View Pro Constants テーマの定数を渡すことができます。この場合、4D は必要に応じて適切な拡張子をファイル名に追加します。 以下のフォーマットがサポートされます: 
 指定されたフォーマットが引数に渡された拡張子と合致しない場合、指定された形式はfilePath 引数の後ろに追加されます。形式が指定されず、filePath 引数にも拡張子がなかった場合には、デフォルトのファイル形式が使用されます。 | ||||||||||||||||||
| password | テキスト | Microsoft Excel のみ(任意) - MS Excel ドキュメントをプロテクトするために使用されるパスワード。 | ||||||||||||||||||
| formula | オブジェクト | 書き出しが完了した際に呼び出されるコールバックメソッド名。コールバックメソッドはFormula コマンドと使用する必要があります。詳細な情報は以下を参照して下さい。 | ||||||||||||||||||
| valuesOnly | ブール | フォーミュラ(あれば)の値のみを書きだすかどうかを指定します。 | ||||||||||||||||||
| includeFormatInfo | ブール | フォーマット情報を含めるにはTrue、それ以外の場合にはfalse(デフォルトはTrueです)。フォーマット情報は特定の場合(例: SVGへの書き出しなど)において有用です。一方で、このプロパティをFalse に設定することで書き出し時間を縮小することもできます。 | ||||||||||||||||||
| sheetIndex | 数値 | PDF のみ(任意) - 書き出すシートのインデックス(0から始まります)。 -2=表示されている全てのシート(デフォルト)、-1=カレントのシートのみ | ||||||||||||||||||
| pdfOptions | オブジェクト | PDFのみ(任意) - pdf書き出しのオプション 
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| <customProperty> | 任意 | コールバックメソッドの$3引数を通して利用可能な任意のカスタムの引数 | 
書き出し操作が完了すると、VP EXPORT DOCUMENT は自動的に、paramObj オブジェクトのformula プロパティ内に設定されたメソッドをトリガーします(使用されていれば)。
任意のparamObj 引数を使用する場合、VP EXPORT DOCUMENT コマンドではFormula コマンドを使用することで、書き出しが完了した時に実行される4Dメソッドを呼び出すことができます。コールバックメソッドは以下の値をローカル変数として受け取ります:
| 変数 | 型 | 詳細 | |
| $1 | テキスト | 4D View Pro オブジェクト名 | |
| $2 | テキスト | 書き出された4D View Pro オブジェクトのファイルパス | |
| $3 | オブジェクト | コマンドのparamObj 引数への参照 | |
| $4 | オブジェクト | メソッドから返されるステータスメッセージのオブジェクト | |
| .success | ブール | 書き出しに成功した場合にはTrue 、それ以外の場合にはFalse | |
| .errorCode | 整数 | エラーコード。4D あるいはJavaScript から返されます。 | |
| .errorMessage | テキスト | エラーメッセージ。4D あるいはJavaScript から返されます。 | 
"VPArea"の中身をディスク上の 4D View Pro ドキュメントに書き出します:
 C_TEXT($docPath)
 
 $docPath:="C:\\Bases\\ViewProDocs\\MyExport.4VP"
 VP EXPORT DOCUMENT("VPArea";$docPath)
  // MyExport.4VP がディスク上に保存されますカレントのシートをPDFに書き出したい場合を考えます:
 C_OBJECT($params)
 $params:=New object
 $params.format:=vk pdf format
 $params.sheetIndex:=-1
 $params.pdfOptions:=New object("title";"Annual Report";"author";Current user)
 VP EXPORT DOCUMENT("VPArea";"report.pdf";$params)4D View Pro ドキュメントを".xlsx" フォーマットに書き出して、書き出しが完了したらそのドキュメントをMicrosoft Excel で開くメソッドを呼び出したい場合を考えます:
 $params:=New object
 $params.formula:=New formula(AfterExport)
 $params.format:=vp MS Excel format //".xlsx"
 $params.valuesOnly:=True
 
 VP EXPORT DOCUMENT("ViewProArea";"c:\\tmp\\convertedfile";$params)AfterExport メソッド:
 C_TEXT($1;$2)
 C_OBJECT($3;$4)
 $areaName:=$1
 $filePath:=$2
 $params:=$3
 $status:=$4
 
 If($status.success=False)
    ALERT($status.errorMessage)
 Else
    LAUNCH EXTERNAL PROCESS("C:\\Program Files\\Microsoft Office\\Office15\\excel "+$filePath)
 End if
									VP Convert to picture
									
									VP Export to object
									
									VP IMPORT DOCUMENT
									
									VP PRINT
									
	プロダクト: 4D
	テーマ: 4D View Pro ランゲージ
	番号: 
        905255
        
        
        
	

	初出: 4D v16 R4
	変更: 4D v17 R3
	変更: 4D v18
	4D View Pro リファレンス ( 4D v18)
	
	
	
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