4D Write Pro は、ほとんどのプロパティ情報を残したまま、4D Writeドキュメントを開いて変換することができます。4D Write ドキュメントがBLOB フィールドに保存されている場合、4D Write エリアの中身は WP New コマンドを使って簡単に変換することができます:
[WRITEAREAS]AreaNTWP:=WP New([WRITEAREAS]AreaNT_)
4D Write と違い、4D Write Pro はプラグインではなく、4D に完全に統合されています。4D Write Pro には 4D Write と同じライセンスが使用されるので、4D Write Pro 機能を有効化にするには、アプリケーションにこのライセンスをインストールする必要があります。
4D Write Proオブジェクトに 4D Writeドキュメントを取得するためには以下の方法があります:
- それよりも古い世代のファイル(.4w6)は、事前に.4w7 ファイルへの変換が必要です。
警告: 4D Write プラグインは64-bit 版アプリケーションでは利用できないため、4D Write ドキュメントの変換は32-bit 版の4D (4D v17 R4まで)を使用して行う必要があります。
- BLOB フィールドに保存されている4D Write ドキュメントはまずオブジェクトフィールドへと移行し、その後WP New コマンドを使用して変換する必要があります。
- ピクチャーフィールドに保存されている4D Write ドキュメントは事前にBLOB フィールドへと移行しておく必要があります。これをするためには、以下の方法を使用することができます:
- (推奨方法) Extract4W7 コンポーネントを使用する。これは64-bit 版4D から直接、4D Write ピクチャーフィルドを4D Write BLOB フィールドへと変換するものです。Extract4W7 コンポーネントのより詳細な情報については、こちらのブログ記事(英文)を参照してください。
- 以下のコードを32-bit 版の4D (上記にあるように、4D v17 R4 まで)で実行します:
注:
- どの機能やオブジェクトが読み込めるのかについては、こちらをご覧ください: 4D Write のプロパティで復元されるもの
- Windows システムの場合: 4D Write Pro 機能はDirect2D に依存しています。必要となる Direct2D のバージョンを利用するため、Windows 7 または Windows Server 2008 のマシンでは "Windowsプラットフォーム更新プログラム" のコンポーネントがインストールされていることを確認してください。
以前のバージョンにおける 4D Write Pro ドキュメント内では、フィルタリングが有効化されていませんでした。4Dメソッドを使用している 4D Write Pro ドキュメントを 4D v16以降へと変換した場合、これらは正しく評価されなくなり、代わりに "## Error # 48" メッセージが表示されます。
この場合、SET ALLOWED METHODS コマンドを使って、許可されたメソッドのリストに使用したいメソッドを追加する必要があります。
4D Write Pro で使用できるように、新しいコマンドが追加され、古いコマンドは進化しました: