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その後 "互換性" のタブをクリックします。
v17 では二つの新しいオプションが追加されました。

オブジェクト記法(オブジェクト記法の使用参照)を利用したい場合、このオプションは ".", "[" および "]" といった文字をオブジェクト記法シンボルとして使用する事で、トークナイズドされたプロパティにアクセスすることができるようになります。使える場所は変数名、テーブル名、フィールド名、およびプロジェクトメソッド名です。
4D v17 より前のバージョンで作成されたデータベースにおいては、このオプションの有効化は必須です。以前のバージョンでは ".", "[" および "]" といった文字を要素の名前として使用する事が許可されていましたが、今後は使用できなくなるからです。
警告 :
- このオプションを使用するためには、データベースがUnicode モードになっている必要があります。
- このオプションを有効化する際、MSC を使用して既存のコードが命名規則を遵守しているかどうかをチェックする事が推奨されます(アプリケーションの検証 参照)。デベロッパーがアプリケーションをこのルールに合致させるのを容易にするために、アプリケーションを検証アクションは変数名、テーブル名、フィールド名、メソッド名の中にあるこれらの不要な文字の存在を自動的に検知します。これらの文字が検知された場合、MSC によってエラーが報告されます:

この場合、アプリケーション内にてこれらの要素の名前を変更しなければなりません。
オブジェクト内にて、日付を文字列ではなく日付として定義できるようになりました。これにより、オブジェクト内での日付型の使用がより簡単で直感的になりました。これにより、OB SET および OB Get コマンドはIs date 定数を使用する事なく使えるようになり、他のオブジェクト同様にオブジェクト記法を適用する事もできます。変換されたデータベースにおいてオブジェクト内で日付型を使用するには、"オブジェクト内でISO日付フォーマットの代わりに日付型を使用"オプションをチェックするだけです。互換性ページを参照してください。
"ブラケットの代わりに4DVARコメントを使用する" オプションは 4D v16 の互換性ページより削除されました。
変換元の4D のバージョンが古ければ古いほど、より多くのオプションが表示されます:

詳細な情報については、互換性ページを参照してください。