4D Internet Commands v16SMTP_SetPrefs |
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4D Internet Commands v16
SMTP_SetPrefs
SMTP_SetPrefs
SMTP_SetPrefs コマンドは、SMTPコマンドで送信するメッセージの環境設定を行うために使用します。このコマンドはグローバルスコープを持っていて、コマンド実行後SMTPコマンドで作成されたすべてのSMTPメッセージに影響します。設定可能オプションは、SMTP_QuickSendやSMTP_Sendを使用してSMTPサーバに送信されるメールメッセージのフォーマットに影響します。環境設定はインタープロセススコープを持っていて、すべての4Dプロセスに有効です。 charset&Encoding は送信するメッセージ本文、ヘッダー、および添付ファイル名で使用される文字セットに加えて、メッセージ本文に適用されるエンコーディングを以下の表の値に応じて指定します。例えば、“US-ASCII & 7 bit” (値2) は、メッセージ本文で現在使用されている文字セットは US ASCII (WindowsとMac両方で共通の標準ASCIIコード(0 -127)のみを含む) であり、4D IC はメッセージ本文を 7 bit エンコーディングを使用してエンコードするということを意味します。SMTP_SetPrefsコマンドは指定された文字セットを使用してメッセージ本文を変換する事はせず、これは必要であればユーザーが管理すべきものであるという点に注意して下さい。文字セットによる変換を行いたい場合には、SMTP_Charsetコマンドの詳細を参照して下さい。
注: 現在使用されるほとんどのシステムおよびアプリケーションで適切である、デフォルト設定の使用を推奨します。 警告: € ("ユーロ")文字はISO-8859-1には含まれません。 lineLength は、メッセージ本文中の一行あたりの最大文字数を指定します。テキストをエンコードする際、SMTPコマンドは最大行数に達する前に改行/行送りのペアを挿入します。どんな数値でも指定できますが、RFC 2822 では998文字以下を要件としており、最大で78文字に止めることを推奨しています。-1を指定すると、現在の設定のまま変更されません。 lineLength 引数のデフォルト値は0です。値0はSMTPコマンドに、charset&Encoding引数に対しRFCに定義された推奨値を使用することを指定します。lineLength 引数が0の場合、改行は以下の表に基づき行われます:
改行しないメッセージを送信すると問題が発生するシステムがあるため、改行の挿入は強く勧められます。またメッセージの配送経路途中で、メッセージフォーマットを処理できないコンピュータがあると、メッセージが拒否されることがあることも知っておいたほうがよいでしょう。 以下のコードはUTF-8メッセージと本文をquoted printableでエンコードして送信します(ヘッダーはデフォルトの文字設定のままです): $err:=SMTP_SetPrefs(-1;15;-1)
参照
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プロパティ
プロダクト: 4D Internet Commands
履歴
変更: 4D Internet Commands v11.2 ARTICLE USAGE
4D Internet Commands ( 4D Internet Commands v16) |
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