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SMTP_ReplyTo

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SMTP_ReplyTo

SMTP_ReplyTo 


 

SMTP_ReplyTo ( smtp_ID ; replyTo {; deleteOption} ) -> 戻り値 
引数   説明
smtp_ID  倍長整数 in メッセージ参照
replyTo  テキスト in MailAddress または AddressList
deleteOption  整数 in 0 = 既存のリストに追加, 1 = 古い値を新しい値で置き換え, 2 = 指定された値を取り除く
戻り値  整数 in エラーコード

説明   

SMTP_ReplyTo コマンドはメッセージへの返信を管理するアカウントを指定するために使用します。通常メールへの返信は"From"ヘッダに記載されたアドレスに対して行われます。"ReplyTo"ヘッダを設定すると、メッセージへの返信先のデフォルト値を変更できます。

データベース開発者にとって、SMTP_ReplyTo はとてもパワフルなツールであり、自動メールへの返信先をコントロールするために使用できます。ユーザは、返信を追跡するために作成されたアカウントなど、FromやSenderのアドレス以外に返信メールが送られるよう要望するかもしれません。

smtp_IDSMTP_New コマンドで作成される倍長整数のメールメッセージ参照です。

replyTo は一つ以上のアドレスからなるAddressListです。このフィールドにリストされたアドレスは、受信者のメールソフトで、デフォルトのメール返信先として使用されます。

deleteOptionreplyToにリストされたメールアドレスをどのように処理するかを指定する整数値です。

  • 0を指定した場合、このヘッダに事前に設定された値に新しい値を追加します。
  • 1を指定すると、事前に設定された値が新しい値で置き換えられます。replyTo が文字列なら、事前に設定された値は取り除かれ、ヘッダも削除されます。
  • 2を指定した場合、指定した値が事前に設定した値から取り除かれます。
deleteOption はオプションの引数であり、指定しない場合のデフォルト値は0です。

例題  

この例題では、3人の管理者がメッセージを作成し、秘書が実際にメールを送信します。このメッセージへの返信は秘書と"personnel_dept"に送信され、管理者には送られません。

 $From:="prez@acme.com, vp@acme.com, cfo@acme.com"
 $Error:=SMTP_From($smtp_id;$From;0)
 $Error:=SMTP_Sender($smtp_id;"secretary@acme.com";0)
 $Error:=SMTP_ReplyTo($smtp_id;"secretary@acme.com, personnel_dept@acme.com";0)
 $Error:=SMTP_Subject($smtp_id;"Company Policy Change";0)
 $Error:=SMTP_To($smtp_id;◊AllEmployee;0)



参照 

SMTP_New

 
プロパティ 

プロダクト: 4D Internet Commands
テーマ: IC メール送信
番号: 88984

 
履歴 

初出: 4D Internet Commands 6.5

 
ARTICLE USAGE

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