4D v14.3

SET LIST ITEM ICON

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4D v14.3
SET LIST ITEM ICON

SET LIST ITEM ICON 


 

SET LIST ITEM ICON ( {* ;} list ; itemRef | * ; icon ) 
引数   説明
演算子 in 指定時, listはオブジェクト名 (文字列) 省略時, listはリスト参照番号
list  ListRef, 文字 in リスト参照番号 (* 省略時), または リストオブジェクト名 (* 指定時)
itemRef | *  倍長整数, 演算子 in 項目参照番号, または 0: リストに最後に追加された項目, または *: リスト中のカレント項目
icon  ピクチャー in 項目に割り当てるアイコン

説明   

SET LIST ITEM ICON コマンドは、リスト参照またはオブジェクト名をlistに指定したリスト中、itemRef引数で指定した項目に割り当てるアイコンを設定します。

Note: SET LIST ITEM PROPERTIES コマンドを使用して、項目に割り当てるアイコンを設定することができます。しかしSET LIST ITEM PROPERTIESはスタティックピクチャ参照 (リソース参照またはピクチャライブラリのピクチャ) のみを受け入れます。

1番目の * 引数を渡した場合、list 引数はフォーム中のリストオブジェクトのオブジェクト名 (文字列) です。この引数を渡さない場合、list 引数はリスト参照番号 (ListRef) です。1つしかフォーム上でリストオブジェクトを使用しない、または2番目の * を省略してリスト構造を処理対象とする場合、いずれのシンタックスも使用できます。同じリストの複数のリストオブジェクトがフォーム上にあり、2番目の * を渡してカレントの項目を処理する場合、リストオブジェクトごとにカレント項目が異なるため、オブジェクト名に基づくシンタックスを使用しなければなりません。

itemRefには参照番号を渡すことができます。渡した項目参照番号を持つ項目が存在しない場合、コマンドは何も行いません。オプションとしてitemRefに0を渡し、APPEND TO LISTコマンドを用いてリストへ最後に追加される項目を指定することができます。
最後に、itemRefには * を渡すことができます。この場合、コマンドはリストのカレント項目に対して適用されます。手動で複数のリスト項目が選択されている場合、最後に選択された項目がカレントリスト項目になります。選択された項目が存在しない場合、コマンドは何も行いません。

icon 引数には有効な4Dピクチャ式 (フィールド、変数、ポインタなど) を渡します。ピクチャは項目の左側に表示されます。
階層リストを最適化されるため、ポインタの利用を特に推奨します。異なるリススト項目に複数回同じアイコンが使用される場合でも、ポインタを使用すればメモリ上に一つだけピクチャインスタンスが作成されます。

Note: 逆にGET ICON RESOURCEGET PICTURE RESOURCE コマンドで作成されたピクチャを直接利用することは推奨されません。アイコンはリストごとにメモリ上に複製されます。

例題  

このコードはポインタを利用しているため最適化されています:

 C_POINTER(vIcon)
 vIcon:=->[Params]Icon
 SET LIST ITEM ICON(mylist;ref1;vIcon->)
 SET LIST ITEM ICON(mylist;ref2;vIcon->)

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 階層リスト
番号: 950

 
履歴 

初出: 4D v11 SQL

 
参照 

SET LIST ITEM PROPERTIES

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)