4D v14.3

GET LIST ITEM PROPERTIES

ホーム

 
4D v14.3
GET LIST ITEM PROPERTIES

GET LIST ITEM PROPERTIES 


 

GET LIST ITEM PROPERTIES ( {* ;} list ; itemRef | * ; enterable {; styles {; icon {; color}}} ) 
引数   説明
演算子 in 指定時, listはオブジェクト名 (文字列) 省略時, listはリスト参照番号
list  ListRef, 文字 in リスト参照番号 (* 省略時), または リストオブジェクト名 (* 指定時)
itemRef | *  演算子, 倍長整数 in 項目参照番号, または 0: リストに最後に追加された項目, または *: カレントのリスト項目
enterable  ブール in TRUE = 入力可, FALSE = 入力不可
styles  倍長整数 in 項目のフォントスタイル
icon  倍長整数 in "cicn" Mac OSベースのリソースID, または 65536 + "PICT" Mac OSベースのリソースID, または 131072 + ピクチャ参照番号
color  倍長整数 in RGBカラー値

説明   

GET LIST ITEM PROPERTIES コマンドは、引数listに渡されたリスト参照番号またはオブジェクト名のリスト内で、引数itemRefによって指定された項目のプロパティを返します。

オプションの第一引数 * を渡すと、list 引数はフォーム上のリストオブジェクトに対応するオブジェクト名 (文字列) です。この引数を渡さない場合、list 引数は階層リスト参照 (ListRef) です。リストオブジェクトを一つしか使わない場合や、2番目の * を使用しない場合は、両方のシンタックスを使用できます。他方フォーム上に同じ階層リストを参照する複数のオブジェクトがある場合で、2番目の * を渡して現在選択されている項目を参照する場合、それぞれのオブジェクトが個別に選択された項目をもつので、オブジェクト名に基づくシンタックスを使用しなければなりません。

Note: オブジェクト名に @ 文字を使用することで、名前に対応するオブジェクトが複数検索された場合、GET LIST ITEM PROPERTIES コマンドは最初に見つけたオブジェクトを処理の対象とします。

itemRefに項目参照番号を渡すことができます。0を渡した場合、リストに最後に追加された項目が処理の対象となります。* を渡した場合、コマンドは現在選択されている項目を処理の対象とします。複数の項目が選択されている場合、カレントの項目は最後に選択された項目です。
* を渡して項目が選択されていない場合や項目参照番号を渡してその項目が存在しない場合、コマンドはパラメタを変更しません。

項目参照番号を使用して作業を実行する場合、項目がユニークな参照番号を持つリストを作成します。そうでなければ、項目を区別できません。詳細についてはの説明を参照してください。

呼出し後に、以下の値を取得できます:

  • 項目が編集可の場合、enterableにTRUEが返されます。
  • stylesには項目のフォントスタイルが返されます。
  • iconには項目に割り当てられたアイコンまたはピクチャが返されます。アイコンがない場合0が返されます。
  • colorには項目のテキストカラーが返されます。

Note: GET LIST ITEM ICON コマンドを使用すれば、ピクチャ変数にアイコンを取得できます。

これらのプロパティに関する詳細は、SET LIST ITEM PROPERTIESコマンドの説明を参照してください。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 階層リスト
番号: 631

 
履歴 

変更: 4D v11 SQL

 
参照 

GET LIST ITEM
GET LIST ITEM ICON
SET LIST ITEM
SET LIST ITEM PROPERTIES

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)