SVG_Define_marker

4D v16

SVG_Define_marker


SVG_Define_marker ( parentSVGObject ; id {; x ; y {; width ; height {; orientation}}} ) -> 戻り値

引数	型	説明
parentSVGObject	SVG_Ref	親要素の参照
id	文字	シンボル名
x	倍長整数	参照点のX軸の座標
y	倍長整数	参照点のY軸の座標
width	倍長整数	マーカーの幅
height	倍長整数	マーカーの高さ
orientation	倍長整数	マーカーの向き
戻り値	SVG_Ref	マーカーの参照

説明

SVG_Define_marker コマンドはparentSVGObject 引数によって指定されたSVGコンテナ内にマーカーを作成し、その参照を返します。parentSVGObject 引数がSVGドキュメント出なかった場合、エラーが生成されます。

マーカーオブジェクトは、矢印を描画したり、複数のマーカー(例えば曲線の点など)を描画するのに使用されます。マーカーはSVG_SET_MARKER コマンドを使用すると特定のSVG要素へと割り当てられます。

id 引数にはマーカー名を指定します。マーカー名はオブジェクトとマーカーを割り当てるのに使用されます。同名の要素が既に存在する場合、それは上書きされます。

任意のx と y 引数は、マーカーの位置とぴったり一致する参照点の座標を指定します。

任意のwidth と height 引数はレンダリングされた長方形の幅と高さを指定します。

任意のorientation 引数を使用すると、マーカーの向きを調節することができます。0から360の間の値を渡す事で、マーカーのX軸と、ユーザースペースの間の角度を指定します。この引数が省略された場合、または0から360の間に含まれない値を渡した場合、その位置はレンダリングエンジンによってオブジェクトに応じて自動的に計算されます。

例題

SVG_SET_MARKER コマンドの例題を参照して下さい。

参照

SVG_SET_MARKER