4D v16.3CONVERT COORDINATES |
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4D v16.3
CONVERT COORDINATES
CONVERT COORDINATES
CONVERT COORDINATESコマンドは、ある点の(x;y)座標を一つの座標系から別の座標系へと変換します。サポートされる入力・出力座標系はフォーム(およびサブフォーム)、ウィンド、そしてスクリーンです。例えば、このコマンドを使用して、メインフォーム内にある、サブフォームに属しているオブジェクトの座標を取得する事ができます。これにより、どんなカスタムオプションに対してもコンテキストメニューを作成する事が容易になります。 xCoordとyCoord引数には、変換したい(x;y)座標を変数として渡します。コマンド実行後、これらの変数には返還後の値が渡されます。 from引数には、入力の点が使用している元の座標系を渡します。そしてto引数には、変換後の座標系を渡します。どちらの引数も、"Windows"テーマに追加された以下の定数値からどれか一つを使用する事ができます。
このコマンドがサブフォームまたはサブフォームのオブジェクトから呼び出され、セレクターのどれか一つがXY Current formであった場合、座標系はサブフォーム自身に対して相対的であり、親フォームに対して相対的ではありません。 フォームウィンドウの位置を変換、または位置へ変換する場合(例えばGET WINDOW RECTの結果を変換する場合、またはOpen form windowに渡された値へ変換する場合)、この座標系はWindowsマシンのウィンドウコマンドで使用されているものであるため、XY Main windowを使用する必要があります。これはOS Xにおいてもこの目的で使用する事ができ、その場合はXY Screenと同等になります。 from 引数がXY Current formであり、点がリストフォームのボディセクション内にある場合、コマンドの実行コンテキストによって結果が変化します:
"MyObject"というオブジェクト内の左下端にポップアップメニューを開きたい場合を考えます。 // OBJECT GET COORDINATES はカレントフォーム座標系に対して働きます マウスカーソルの位置にポップアップウィンドウを開きたい場合を考えます。Windowsにおいては、GET MOUSEコマンド(* 引数を使用)はMDIウィンドウの位置に基づいた値を返すため、座標系を変換する必要があります: C_LONGINT($mouseX;$mouseY;$mouseButtons)
参照
GET WINDOW RECT
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プロパティ
プロダクト: 4D
履歴
初出: 4D v15 R3 ARTICLE USAGE
ランゲージリファレンス ( 4D v16) |
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