4D v16.3BLOB TO PICTURE |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
4D v16.3
BLOB TO PICTURE
BLOB TO PICTURE
BLOB TO PICTURE コマンドは、元のフォーマットに関わらず、BLOBに格納されたピクチャを4Dのピクチャ変数やフィールドに挿入します。 このコマンドは READ PICTURE FILEコマンドと同様ですが、ファイルではなくBLOBに対して適用されます。このコマンドを使用すると、ネイティブのフォーマットでBLOBに保存されているピクチャを表示することができます。ピクチャのBLOBへのロードは、例えば DOCUMENT TO BLOB あるいは PICTURE TO BLOB コマンドを使用して行うことができます。 pictureBlob引数には、ピクチャを納めたBLOBタイプの変数やフィールドを渡します。このピクチャのフォーマットは4Dがネイティブにサポートされるものであればいずれの形式でも構いません。 PICTURE CODEC LIST コマンドを使用すると、使用可能なフォーマットのリストを取得できます。任意のcodec 引数を渡すと、4Dはこの引数で指定された値を使用してBLOBをデコードします (この3番目の引数を使用した特別な機能については後述の説明を参照)。 picture 引数にはピクチャを表示する4Dピクチャフィールドまたは変数を渡します。 注: 内部的なピクチャフォーマットは4Dの変数やフィールドに格納されます。 コマンドが実行され、BLOBが正しくデコードされると、picture 引数には表示するピクチャが返されます。 オプションのcodec 引数を使用して、BLOBのデコード方法を指定できます。 codecに4Dが認識する (PICTURE CODEC LIST コマンドから返される) codecを渡すと、それはBLOBとピクチャフィールドや変数に返されるピクチャに適用されます。
こ れらのメカニズムの実装は特に、ピクチャ配列を使用したBLOB配列の作成を可能にします。配列は全体がメモリにロードされるため、このメカニズムは注意 して使用されなければなりません。大きなサイズのBLOBで作業を行うと、アプリケーションの動作に影響を与えることがあります。 Note: VARIABLE TO BLOB コマンドで作成されたBLOBは自動で管理されます。BLOBは署名されるため、カプセル化するためにcodecを渡す必要はありません。この場合、反対の操作にはcodec IDとして".4DVarBlob"を PICTURE TO BLOB コマンドに渡します。 コマンドが正しく実行されるとシステム変数OKは1に設定されます。変換に失敗 (QuickTimeがインストールされていない、Blobに読み取り可能なピクチャが格納されていない、codec引数を認識できたがBlobが有効でないなど) した場合、OKは0に設定され、4Dのピクチャ変数やフィールドは空になります。
参照
_o_PICTURE TYPE LIST
|
プロパティ
プロダクト: 4D 履歴
変更: 4D v11 SQL Release 2 ARTICLE USAGE
ランゲージリファレンス ( 4D v16) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||