4D v16.3

CREATE THUMBNAIL

ホーム

 
4D v16.3
CREATE THUMBNAIL

CREATE THUMBNAIL 


 

CREATE THUMBNAIL ( source ; dest {; width {; height {; mode {; depth}}}} ) 
引数   説明
source  ピクチャー in サムネイルに変換する4Dピクチャフィールド または変数
dest  ピクチャー in 結果のサムネイル
width  整数 in サムネイル幅 (ピクセル), デフォルト値 = 48
height  整数 in サムネイル高 (ピクセル), デフォルト値 = 48
mode  整数 in サムネイル作成モード デフォルト値 = Scaled to fit prop centered (6)
depth  整数 in 廃止。使用しないでください

説明   

CREATE THUMBNAILコマンドは、指定した元のピクチャのサムネールを返します。通常、サムネールはマルチメディアソフトウェアやWebサイトにおいてピクチャプレビューのために使用されます。

source引数にはサムネールに縮小するピクチャが入った4Dの変数またはフィールドを渡します。dest引数には結果のサムネイルを受け取る4Dのピクチャフィールドまたはピクチャ変数を渡します。

オプションの引数widthおよびheightを使用し、必要とするサムネールのサイズ(ピクセル単位)を指定できます。この2つの引数を省略すると、サムネールのデフォルトサイズは48 x 48ピクセルになります。

オプションの引数modeには、サムネールの作成モード、例えばリサイズモードを指定できます。3種類のモードが使用できます。以下の定義済み定数が、定数テーマPicture Display Formatsで提供されています:

定数
Scaled to fit 倍長整数 2
Scaled to fit prop centered 倍長整数 6
Scaled to fit proportional 倍長整数 5

: CREATE THUMBNAILではこれら3つの定数のみが使用できます。このテーマの他の定数はこのコマンドに適用できません。

この引数を指定しない場合、“Scaled to fit prop centered” モード (6) がデフォルトで適用されます。モードごとの結果を以下に示します:

ソースピクチャ

結果のサムネイル (48x48)

  • Scaled to fit = 2
  • Scaled to fit proportional = 5
  • Scaled to fit prop centered = 6 (デフォルトモード)

注: Scaled to fit proportional および Scaled to fit prop centeredを使用すると、空いたスペースが白く表示されます。しかし、これらのモードが4Dフォームのピクチャフィールドまたはピクチャ変数に適用されると、この空きスペースは透明になります。

depth 引数は無視され、省略されなければなりません。コマンドは常に現在のスクリーン深度 (色数) を使用します。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ピクチャ
番号: 679

 
履歴 

変更: 4D v11 SQL

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)