4D v16.3

PICTURE TO GIF

ホーム

 
4D v16.3
PICTURE TO GIF

PICTURE TO GIF 


 

PICTURE TO GIF ( pict ; blobGIF ) 
引数   説明
pict  ピクチャー in ピクチャフィールドまたは変数
blobGIF  BLOB in GIFピクチャを受け取るBLOB

説明   

PICTURE TO GIFコマンドは、変数またはフィールドに保存されているPICTピクチャーから、GIFフォーマットの画像を作成します。

ピクチャータイプの変数またはフィールドをpictに、BLOBタイプの変数またはフィールドをblobGIFに渡します。コマンドの実行後、blobGIFにはGIFフォーマットの画像が格納されます。

注: GIFピクチャーは256色以上をサポートしません。元のPICTピクチャーがそれ以上の色数の場合、失われる色があります。コマンドはシステムパレットにもとづいて減色します。生成されるGIF画像は87a (opaque) およびノーマル (インターレースなし)です。

blobGIFの画像をBLOB TO DOCUMENTコマンドを使ってファイルに保存でき、またそれをWeb上に公開することもできます。

変換が成功したらシステム変数OKが1になります。そうでない場合は0になります。

例題  

接続カウンターを表示するGIF画像を作成する場合を想定してみましょう。データベースのピクチャライブラリ内に、すべての番号をピクチャーとして登録しておきます:

On Web Connectionデータベースメソッドに、以下のコードを記述します:

 C_BLOB($blob)
 Case of
       ...
    :($1="/4DCGI/counter") // カウンターをGIF画像で生成
  // 4DにこのURLが送信されると
       $blob:=gifcounter(<>nbHits) // GIF画像で生成
  // <>nbHits変数には接続数がおさめられている
       WEB SEND BLOB($blob;"image/gif")
  // 生成したピクチャーをブラウザーに送信
       ...
 End case

以下はgifcounter メソッドです:

 C_LONGINT($1)
 C_PICTURE($img)
 C_BLOB($0)
 If($1=0)
    $ndigits:=1
 Else
    $ndigits:=1+Length(String($1))
 End if
 If($ndigits<5)
    $ndigits:=5
 End if
 
 $div:=10^($ndigits-1)
 For($i;1;$ndigits)
    $ref:=Int($1/$div)%10
    GET PICTURE FROM LIBRARY($ref+1000;picture)
    $img:=$img+picture
    $div:=$div/10
 End for
 
 PICTURE TO GIF($img;$0)

4DはWebブラウザーに以下のようなGIFピクチャーを送信します:

変換に成功するとシステム変数OKに1が、そうでなければ0が設定されます。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ピクチャ
番号: 671

このコマンドはOKシステム変数を更新します

 
履歴 

変更: 4D v6.7

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)